史料綜覧 巻五 / 文永元年(1264)七月十六日条
「十六日 熾盛光法 五壇法等ヲ後嵯峨上皇ノ御所ニ 北斗法ヲ御深草上皇ノ御所ニ修シテ 彗星ヲ禳フ」
天皇は亀山天皇。鎌倉幕府は宗尊親王。執権は北条長時。当時彗星出現は大事件で
師守記等にも「文永元年七月五日、寅時彗星見東方・・」とあり、日蓮は「・・去る正嘉元年太歳丁巳八月二十三日・戌亥の刻の大地震と、文永元年太歳甲子七月四日の大彗星、此等は仏滅後二千二百余年の間・未だ出現せざる大瑞なり・・」と言っています。
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