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福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

鳥居について

2019-05-31 | 諸経
・鳥居の意味に6説あり。
1、天岩戸の前に木を立てて鶏を止まらせて鳴かしめたことよりくる。
2「ほほでみのみこと(山彦)」が豊玉姫のところへいったとき門の井戸の上に居たことより
3、以下の慈雲尊者の説、名無の雉が止まった「湯津杜木」からきた(注1、)
4、陰(右柱)陽(左柱)交感(下を上へ通す)の表示
5、「天」の字を表す。
6、「聚」の意味、古代の門をあらわす。

注1、雙龍大和上(慈雲尊者)垂示より
「・・鳥居といふは・・彼の名無の雉が天稚彦の住みたまひける門の前の湯津杜の梢に居たるのより、すべての神門を鳥居という。
高皇産靈尊は、天稚彦が高天原に帰ってこないことを怪しみ
名無の雉を遣しこれを伺う。雉は飛び降り、
天稚彦の門前に植っている「湯津杜木」の杪に止まる。のち名無の雉は天稚彦に射殺されるがその矢は天から投げ返され天稚彦にあたり即死する。日本書紀


いまの鳥居はみなその遺風なれば唯だ門のことじゃ。」


・一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居について、

雙龍大和上(慈雲尊者)垂示より「また鳥居のうちに諸の神たちが充満し玉ふじゃ。
一の鳥居の内は眷属の神(蛇・狐・龍など、神に代わって神の意志を伝える神の使い)、二の鳥居の内は児屋太玉(天岩戸のとき児屋命が祝詞を奉唱し太玉命が御幣を持った)の類、三の鳥居の内は近習親類の神等じゃ。・・」(なお、一の鳥居は過去を、二の鳥居は現在を、三の鳥居は未来を表します。)
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