愚迷発心集(解脱上人貞慶)より・・・6
・佛菩薩が影の形に従うがごとくにして照覧を垂れたまふをも慙じず、俱生神は左右の肩に在りて善悪を記すをも顧みず、朦朧緩緩として昨も過ぎ今日も過ぎぬ。悲哉痛哉,徒に晩(くらし)、徒に曙かすことを。(佛菩薩は影の形に従うがごとくに我々を見ておられるにも愧じず、俱生神が日々の善悪の行いをすべて記録するために左右の肩におられても
顧みず、朦朧と弛緩して毎日を送っている凡夫は悲しい限りである)。
・佛菩薩が影の形に従うがごとくにして照覧を垂れたまふをも慙じず、俱生神は左右の肩に在りて善悪を記すをも顧みず、朦朧緩緩として昨も過ぎ今日も過ぎぬ。悲哉痛哉,徒に晩(くらし)、徒に曙かすことを。(佛菩薩は影の形に従うがごとくに我々を見ておられるにも愧じず、俱生神が日々の善悪の行いをすべて記録するために左右の肩におられても
顧みず、朦朧と弛緩して毎日を送っている凡夫は悲しい限りである)。