福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

「日本國體の研究、田中智學」・・その14

2017-05-09 | 法話

第三十五節、[正]の一体八用
神武天皇紀の記載するところ、天皇の御一代に表現された言動が自然天然『八大主義』として渇仰され、それが「八正道」にあたるといふことは、なるたけ周匝に考察するほどよい・・
(八大主義)  (法華妙理)       (八正道)
神人一如・・生佛(衆生と仏)一如・・正見
祭政一致・・世出(世間と出世間)一致・・正思惟
中心統一・・通一佛土・・・・・・  正業
報本反始・・智恩報恩・・・     正念
克己内省・・不惜身命・・・・    正語
積聚膨張・・諸乗開会-・・・     正命
開発進取・・勇猛精進・・・     正精進
絶対平和・・浄土不毀・・      正定
(注・・八正道は大般涅槃経等に説かれているもの。定義はお経にはいまのところ見当たらない。
正見は、縁起・四諦等の智慧。
正思惟は、身・語による行為の前の考え。不慳貪・不瞋恚・不邪見。
正業は、不殺生・不偸盗・不邪淫。
正念は、苦・無常・無我をわすれないこと。
正語は、不妄語・不悪口・不両舌・不綺語。
正命は、佛教的生活。
正精進は、衆生無辺誓願度に努めることか。
正定は、四禅定(非想非非想処・無所有処・識無辺処・空無辺処)
。)

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