6、虚空書写・・伊豆修善寺(伊豆市修善寺地区)。大師御伝記には「伊豆の国桂谷というところに古寺ありける。山深き寺なれば狗品多くすみていかなる貴き行者も彼の寺に一日一夜も住するものなければ、をのずから人の往来たえはてて、甍やぶれては霧不断の香を焚き、扉おちては月常住の灯をかかぐとはかかるところをや・・。大師虚空に向かって大般若の魔事品を書付させ給へば虚空に文字すわりて六書八体の点画少しもみだるることなく、、その文字より光明かくやくとして十方を照らしければ天狗どもその光におそれて八方に逃げ去ってあえてちかずく事無く・・仏法繁盛の地となりて国土の守りのお寺とぞなりにける。この寺をなずけて修善寺と申すなり・・」とあります。
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