福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

華厳経から

2013-03-29 | 法話
華厳経如来光明覚品「・・文殊師利、偈をもって頌していわく『無量無数劫を一念に悉く観察するに　来るあることなくまた去ることもなく、現在もまた住せず。・・』」（過去現在未来という時間はことごとく現在の一念のなかに含まれている。）
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テンプレート解説

テンプレートは胎蔵曼荼羅中台八葉院の赤蓮華をあらわしているつもりです。慈雲尊者は「大悲の曼荼羅のゆえに干栗太心、蓮華を以って体とす、故にその色赤し」と両部曼荼羅随聞記でおのべになっています。権田雷斧も「曼荼羅通解」に「八葉は大悲胎蔵のゆえに赤色なるべし」と書いています。また胎蔵曼荼羅の大部分の尊が蓮華に坐し、さらにその上観音様や虚空蔵菩薩様は蓮華を持しておられます。われわれも心臓を有しているように大いなる慈悲心を本来持っている佛であるということをこの赤蓮華で表しているつもりです。　

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