今朝の夢
2011-11-27 | 法話
今朝勿体ない夢を見ました。見知らぬ二人の老僧が私に「今後は、お大師様の弟子として、御指示を頂いたことを、一件ずつ報告するように」というのです。
お大師様の弟子などという勿体ないことは今まで考えてたことはありませんでしたが、思えば伝法灌頂を受けているということは何十代も先に連ならせていただいている弟子には違いなかったのです。こういう最も大切なことを忘れて日々うかうかと暮らしていた私に夢で頂門の一針を下されたのかもしれません。
この夢の後、十代のころ親のことをおもって悪い道に入れなかったことも思い出しました。考えるとお大師様の法流に繋がらせていただいているということはその比較にならないくらいたいへんな事でした。来し方を振り返ってみると斬鬼にたえない思いです。
さらに考えれば我々はみな仏様の子供でした。真理(仏様)から生まれてきているのですから。法華経信解品には長者窮子のたとえがあり、一切衆生はみな仏の子であるとされます。この真理に気付けばばだれしも粛然と襟を正さざるを得なくなります。
我々の一挙手一投足は親の仏様に対して大変な責任をともなっていたのでした。
お大師様の弟子などという勿体ないことは今まで考えてたことはありませんでしたが、思えば伝法灌頂を受けているということは何十代も先に連ならせていただいている弟子には違いなかったのです。こういう最も大切なことを忘れて日々うかうかと暮らしていた私に夢で頂門の一針を下されたのかもしれません。
この夢の後、十代のころ親のことをおもって悪い道に入れなかったことも思い出しました。考えるとお大師様の法流に繋がらせていただいているということはその比較にならないくらいたいへんな事でした。来し方を振り返ってみると斬鬼にたえない思いです。
さらに考えれば我々はみな仏様の子供でした。真理(仏様)から生まれてきているのですから。法華経信解品には長者窮子のたとえがあり、一切衆生はみな仏の子であるとされます。この真理に気付けばばだれしも粛然と襟を正さざるを得なくなります。
我々の一挙手一投足は親の仏様に対して大変な責任をともなっていたのでした。