goo blog サービス終了のお知らせ 

福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

馬頭観音様の祠を掃除して感じたこと

2019-09-27 | 法話
先ほど近くの馬頭観音様の祠を掃除しました。久しぶりの掃除だったので枯れ枝等がかなり積もっていました。以前は他にも掃除する人がいたようですが最近は掃除している形跡がありません。以前持って行った高級箒がまだ使えるのでくまなく落ち葉などを掃き清めることができました。

今日久しぶりに掃除を思い立ったのは山梨の行方不明の女児がなんとか無事であってほしいと切実に願ったからです。祠を掃除しながらも女児の無事を祈り続けました。
掃除も終わりに近つ゛いた時、何故か女児は誰かと共にいて無事である、という気がしてきました。馬頭観音様は道中を護ってくださる観音様です。必ず無事に見つかると確信しました。

以下曼荼羅辞典による馬頭観音様の解説です。・・馬頭観音様は胎蔵曼荼羅の蓮華部におられ、赤肉色。三面二臂、各面に三目を有し、馬頭印を結ぶ。真言は「のうまく さまんだ ぼだなん きゃだや ばんじゃ そわたや そわか」「おんあみりと どばんばや そわか」。ウ゛シュヌ神の18番目の化身であった。大日経では「大力明王」。大日経疏では転輪聖王の宝馬が休むことなく疾駆するように、身命を惜しまず衆生を救わんとする菩薩の大精進力を喩えているとされる。観音様の中にあっても馬頭観音は特に衆生済度の気持ちが強いとされる。蓮華部院で忿怒形をしているのは煩悩を断ち切る働きを強調しているため。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「十善法語」その27 | トップ | 善財童子の訪問者と教え(華... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

法話」カテゴリの最新記事