・原発・核兵器等の核問題、大気汚染、自然破壊、資源問題、絶え間ない紛争と残虐行為、経済的格差拡大、遺伝子工学の無限定の発達、大災害等々地球はどんどん終末に向かって加速していると思われます。その原因は偏に人類の「我利我利亡者化・視野狭窄化」からきていると思います。
・「現世の今の瞬間」の「経済的価値」しか見えなくなっているのです。紛争地に於いては「殺せば勝ち」というおよそ宗教の装いはしていても本来の宗教とはいえない野蛮そのものの価値観がまかり通っています。
・今こそ人類に「生まれる前の世界」「生きている現世」「死んだ後のあの世」の三世が厳然としてあることを分らせなければ人類の滅亡は防げないと思います。特に死んだ後も自分がかかわった人たちの魂と会わざるを得ないということが分れば、愚かなことはできなくなると思うのです。原爆を落とした人は死んだ後、原爆の被災者と向き合わざるを得ないのです。核や遺伝子工学の無限定の研究を進めていた科学者もあの世ではその犠牲者と向き合わざるを得ないのです。紛争地で他者を殺した指導者や兵士は犠牲者と死後向き合わざるを得ないのです。
・こういうことをまず仏教國たる日本人が分る必要があります。
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