ある人の報告
「長い試練の日々が昨年から始まっていました。試練をうけて、奥の院で係累の先祖供養をし、自宅でも心経を半年以上何千巻も唱えても光は全く見えて来ていませんでした。或る人に「あなたの願いは御大師様に届いてはいませんよ」といわれたりしていたので7月21日お大師様の日、コロナは猖獗を極めていましたが居てもたっても居られなくて思い切って川崎大師にお参りに行きました。護摩の終った本堂で独り坐り改めて御大師様に祈願しました。
帰っても自宅で心経をあげて拝みました。その最中になにか云うに云われぬ有難い気持ちがしましたが、いままでも期待は裏切られることが多かったのでそっと拝み終わりました。
するとその夕、思いもかけない吉報を受けました。真っ暗な長い長いトンネルに入ったばかりとおもっていた最中に一縷の大きな明るい光が差し込んだのです。こんなにはやくそれも御大師様の日に吉報を受けるなんて・・・やはり御大師様は厳然といらっしゃいます。」