福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

ご宝号「南大師遍照金剛」のありがたさの裏付け

2020-07-21 | お大師様のお言葉
古来ご宝号の有難さに涙した信者の方は数知れません。私の生母もことあるごとに「南大師遍照金剛」とお唱えしていました。おかげで様々な試練を乗り越えてくることができました。この御宝号がありがたいというのは、御大師様の御遺告にあったのです。

「祖師吾顏を見ずと雖も心あらんものは必ず吾が名號を聞きて恩徳之由を知れ。是れ吾が白屍之上に更に人の勞を欲するに非ず。蜜教の壽命を護り繼ぎて龍華三庭を開かしむべき謀也(弥勒菩薩下生し菩提樹の下で三回の説法の場を開かせるための慮りである)。吾閉眼之後は必ず方に兜率他天に往生し、彌勒慈尊御前に侍すべし。五十六億餘之後必ず慈尊と御共に下生し、祇候して吾先迹を問ふべし。亦た且つは未だ下らずの間は微雲管より見て、信否を察すべし。是時に勤有らば祐を得ん。不信の者は不幸ならん。努力努力後に疎かにすること勿れ。(弘法大師二十五か条の御遺告)」

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