「大智惠を具する者は能く神通變化を起こす」(大師「金剛般若波羅蜜経開題」)逆に言えば霊験も現せないようならば智慧を具しているとは言えない「愚か者」であるということでしょう。今は愚者の楽園です。 . . . 本文を読む
十善業道經大唐于闐三藏實叉難陀奉制譯如是我聞。一時佛、娑竭羅龍宮にいまして、八千大比丘衆三萬二千菩薩摩訶薩と倶なりき。爾時世尊龍王に告げて言く。一切衆生心想異るが故に業を造ることも亦異なり。是の故に諸趣に輪轉すること有り。龍王、汝此會および大海中に形色種類各別なるを見るや不や。是のごとく一切心によりて善と不善とを造る。身業と語業と意業との致すところならざるはなし。而も心は無色にして見取ばからず。但 . . . 本文を読む
今日は北方領土の日です。
北方領土返還全国大会で「不法占拠」と大会声明
https://www.sankei.com/article/20230207-H4OADOZ3OFKAVOZQUNU7KHDDM4/
北方領土には多くの神社がお祀りされていました。神々もロシアに怒っておられます。
https://blog.goo.ne.jp/fukujukai/e/31b533a32e851407 . . . 本文を読む
治承五年1181、2月7日、諸国に不動明王を祀り尊勝陀羅尼(注1)を書写させました。「治承五年二月七日 宣旨頃年(しきりの)以来、諸夏静ならず、災異荐(しき)りに発り、兵革旁々起り、其の表示の帰り指す思い、偏に是魔縁の致す所か。仏力を仮るに非ざるよりは、何を以て人庶を安んぜん。よろしく神社・仏寺・諸司・諸家及び五畿七道諸国に下知す、不動明王の像を顕し、尊勝陀羅尼摺尊を写し、尊躰数遍を図すべし。数只 . . . 本文を読む
今日、推古天皇が「神祇禮祭の詔」を出され為政者は「跼天蹐地(きょくてんせきち)」の心構えで世を治め神に祈るとおっしゃいました。日本書紀卷第廿二・推古天皇十五年二月「戊子(七日)、詔して曰く、朕(あれ)聞く、曩者(むかし)、我(あ)が皇祖天皇等(みおやのすめらみことたち)の世を宰(おさ)めたまへること、天に跼(せぐくま)り、地に蹐(ぬきあし)して、敦く神祇を禮(ゐやま)ひ、周(あまね)く山川を祠り、 . . . 本文を読む
今日は金剛峰寺が定額寺になった日。続日本後紀・承和八年841二月七日の条に「戌申、小僧都大法師位實慧言く、紀伊国伊都郡高野山に在る金剛峰寺は去る承和二年二月丗日、定額預かり畢んぬ。今深山に在り、燈明あることなし。望也。定額寺に准じ、燈分を施し幷に佛聖二座を供養被れたし。之を許す。」 . . . 本文を読む
「拉致、北方領土、竹島…脅かされる国家主権」
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiTlvOi4dbuAhUGIIgKHckhDZoQFjAGegQIDRAC&url . . . 本文を読む
今日は句仏忌です。句仏こと大谷光演は、明治から大正時代にかけての浄土真宗の僧で東本願寺第二十三代法主、伯爵。1943年(昭和18年)2月6日、68歳にて示寂しています。画家俳人でもあり俳号を「句仏」といいました。これは「句を以って仏徳を讃嘆す」の意といいます。(ウイキぺデア)「勿体なや祖師は紙衣の九十年 」「蒲公英(たんぽぽ)をよけて通りし轍かな 」「炭焼きの火遠き山や初月夜 」「消さてある仏灯に . . . 本文を読む
今日二月三日は維範入滅の日
高野山往生伝「阿闍梨維範は紀伊国伊都郡相賀郷の人、俗姓紀氏也。顕密性を瑩き、山林に心を接し遂に平城の月を辞して長く高野の雲に入る。俗に南院阿闍梨と曰ふ。爾より已降、偏に下界を厭ひ専ら西土を望む。嘉保三年正月二十八日俄に小悩有り。両日を送り二月朔日に至り法華経一部・不動尊萬体を摺模供養矣。第三日早旦、小浴を企て衣服を著し尊円上人をして尊勝護摩を修せしむ。蓋し臨終正念の為 . . . 本文を読む
「観音の霊験」中根環堂(昭和初期の教育家、曹洞宗僧侶。鶴見大学理事長・校長、駒沢大学学長)「三界は唯一心である。宇宙万物は皆一心の所造であり一心の所現である。一心の所現であるならば観音と我とは本来一体ではないか。即ち天地同根、万物一体であるから衆生と我なる一心が一向になって観音様を信ずる時、我と観音と同一体になる、否、宇宙万物とも一体となるから我が観音であり、万物が我である。言い換えれば一から万物 . . . 本文を読む
「『いのちは祈りである』私が本当の意味で仏教に出会ったのはこのことばに出会ったときであった様に思われます。この言葉は脳死について考える集まりで藤元正樹先生が言われた言葉です。」(「大法輪・二月号」姫路医療センター小児科医・真宗大谷派僧侶、梶原敬一)これを敷衍すれば「人生は祈りである」といえましょう。祈ることができる人の人生はそれだけで素晴らしい人生です。わたしも祈りによって救われ、人にも少しだけで . . . 本文を読む
修二会
以下仏教歳時記等に依ります。
修二会は二月初めに各寺院で各寺の御本尊に懺悔し天下泰平・五穀豊穣を祈願する悔過作法。
東大寺二月堂の修二会(3月1日から3月14日)は「お水取り」、薬師寺の修二会は「花会式」(3月25日から31日)長谷寺は「だだおし」(2月14日)の通称で知られる。法隆寺西円堂(2月1日から3日、3日に鬼追い式)などでもで行われる。
続 . . . 本文を読む