ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

法師温泉(その1)

2008-01-21 21:23:20 | 国内旅行
Fukunosukeです。


群馬県水上町、新潟県との県境近くに、法師温泉という知る人ぞ知る
秘湯があります。そこにある一軒宿がこの「法師温泉 長壽館」。



上越新幹線で東京から上毛高原まで1時間20分。そこからタクシーで
40分の行程にその温泉宿はあります。上毛高原駅付近に雪はありま
せんでしたが、さすがにここまで来ると雪景色。




法師川という川沿いを上ったどん詰まりにその宿はあって、周囲は山に
囲まれています。以前「北温泉」という所を紹介しましたが、
ちょっと雰囲気が似ているかも。でも、あっちより全然いい感じです。





入り口を入ると、ロビーっていうのかな。そんな感じの広間が。



ロビーの横には、囲炉裏をきった小部屋があります。何だかいい感じ。



長い間に増改築されているので、複雑な渡り廊下で複数の館が繋がって
います。我々は薫山荘という館の二階へ。磨きこまれた廊下。


10畳の本間は角に面していて、2面に渡って景色が望めます。それに、
6畳の次の間、洗面等のスペースがあって、かなり広々した間取り。





法師温泉 長壽館は、実はとても有名な旅館なんです。


昔、国鉄(!)のフルムーンの宣伝がありましたよね。これ↓




↑そのロケを行ったのが長壽館なんです。







で、これがそのお風呂。明治28年に建てられた法師乃湯。



おー、いかにも湯治場って感じ。だけど窓枠の意匠が、那須の「鹿の湯」
なんかより垢抜けているので、おしゃれな感じです。こんなに古いのに
清潔で気持ちいい。



湯気ムンムンですが、湯温は40度ないくらい。だから、みんな30分
くらい平気で浸かっています。


湯ぶねの底は、何と石ころがゴロゴロ。どうやら、その下から直接温泉が
沸いているようです。



天井はむき出しの梁。すごいですねー。



夜はこんな雰囲気。またよし。



こちらは玉城の湯。こっちは新しい。野天風呂もついています。


玉城の湯の夜。総檜なので、香りがすごいです。



さて夕飯は、、、。おっと一度に全部料理が並んでしまいました、、、。
まぁ、値段も値段なので、仕方ないですけど。
(この他に、岩魚の塩焼き、鳥のつみれ汁、ご飯、水菓子)

でも味はどれも美味しいです。高級な食材など使いませんが、山菜や
きのこなどの地の物が、しみじみ美味しい。体によさそう。刺身は、
岩魚の酢〆と姫マス。こんなところでマグロ出されるよりずっといい。
※追加で馬刺しを頼んだのですが、それだけはダメだった。



岩魚の骨酒(別注文)。



ご飯を食べてから、挟み将棋をしました。Fukunosukeは「歩兵組」。
hiyokoは「と組」。



歩兵→7、と→3となったところで、hiyokoが試合放棄。まったく弱いねー。



この日は、全部でお風呂に4回くらい入ってから寝ました。