ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

ひよこ劇場09バリ編9:なんとなくクライマックス

2010-02-16 21:20:01 | ひよこ不条理劇場
Fukunosukeです。




長老:「皆の者恐れ入れ! 神鳥ガルーダ(注)のひよこ様なるぞー!」



  注)ガルーダってこんなです↓
  



バリ介:「えーでも、なんかアバターみたいだよー」





長老:「GWKの像が完成する時、ガルーダ様は復活なさる。
    大ひよこ様はガルーダの幼生なのじゃ」

お嬢:「なんでー。意味わかんなーい」

バリ介:「えー、アバターじゃないのー? アバターの方がいいよー」

長老:「無茶を言うな。島の言い伝えなのじゃ、、、しかし、かような
    汚い金で作られた像では、復活はできぬな。もう一度、募金
    活動のやり直しじゃ」

お嬢:「募金でそんな事計画しないでよー。だいたい、そんなもの
    復活しちゃったら、近所迷惑じゃない」




偽バリ介:「きゃー許してくださーい! ごめんなさーい」

大ひよこ様:「むーん」

バリ介;「おー、アバター動いた」





長老:「お前たちが金策に奔走してくれたのはわかる。しかし、
    悪事を働いてはいかんのぅ。わかるか」

偽バリ介:「はははい」

大ひよこ:「むーん」





偽バリ介:「お、おらぁ今度からまじめにすっからよ。田んぼ仕事して、
      祭りの当番もちゃんとやっからよぉ。だから許してけろ」




長老:「その言葉、忘れるでないぞ」

偽バリ介:「へへへい」

大ひよこ:「むーん」

長老:「では、村に帰るぞよ」



バリ介:「あれ、帰っちゃうの?? 戦いとかないの?」

お嬢:「とんだ見かけ倒しね」



.....




....



僕はバリで何をしていたのかと、今更ながら泣けてきます。







お嬢:「あの大きなひよこ、日本に持って帰るつもりかしら?」

バリ介:「やっぱりあれ、アバターってことにした方が面白いと
     思うんだけどなー」




どさくさのうちに、偽者騒動は落着の模様である、、、。
大魔神ばりの大暴れをするのかと思いきや、ずいぶんあっさり
話をまとめてしまった大ひよこであった。









むーんむーん。




※クロボカンのおしゃれなインテリアショップで、16ドルくらいで
 売っていたのを思わず買ってしまい、仕方なく登場させました。

 くちばしが折れないよう、持って帰るのに気を使いました。



それにしても、こんな鶏の置き物を作って売れると思ったん
でしょうか。、、、たしかに、1つは売れたわけだけど。





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