ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

上質な空間

2008-01-17 00:41:16 | その他
hiyokoです。


まだまだネットでのお買い物に慣れないのですが、去年あたりから
少しずつ欲しい物を手に入れられるようになってきました。


昨年、THE BLISSというホテルスタイル・インテリアのショップオーナーの
美智代さんとお会いする機会を得、ご本人同様、その商品がどれも本当に
美しく素敵で、どうしても欲しくて、とうとう去年、暮れも押し迫って購入して
しまいました。



一昨日は待ちに待ったお届け指定日。
梱包を解いて思わず、「わぁーーっ!!素敵ーーっ!!」と声をあげて
しまいました。


今回、私が購入したのは、ブロンズ製ブッダハンドとマンゴーウッドで出来た
フラワーベース。



予想以上に完成度が高くて、溜め息が出ます。

温かみを感じますよね。そして、この指先の優雅なこと!
(すみません、写真技術が未熟で。実際はもっとブロンズ色です)



わかりますでしょうか、この質感。思わず撫でてしまいました。

Fukunosuke:わかんないよ。ピントあってないよ。


それもそのはず、こちらのショップは、アマンリゾーツやパークハイアット
などの有名ホテルの客室やスパで、実際に使われている上質なインテリア
グッズを扱っているのだそうです。納得です。


早速、飾ってみました。


ブッダハンドは、玄関の収納棚の上。スポットライトに浮かぶ姿が美しい。

これひとつおいただけで、我が家がちょっと素敵になってしまいました。
思わずウットリ。



フラワーベースも、同じく玄関に。
お客様が扉を開けて、一番最初に目に入る大切な場所です。

このままオブジェとしてもすごく素敵ですが、白い花やグリーンを飾ったら
きれいでしょうねー。素敵な台を探して、その上に置いてもいいですね。
色といい形といい、惚れ惚れします。


しばらくの間は、帰宅するのが楽しみになりそうです。
当分は、用もないのに玄関に行ってしまいそう 

美智代さん、素敵な商品をどうもありがとうございました

鎌倉散策の収穫

2008-01-16 00:24:16 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


鎌倉散策後半。


お昼を食べて、小町通をブラブラ歩いた後、鎌倉山にある
噂のケーキ屋さんへ。

ちょっと変わった小さな建物が、目指すケーキ屋さんです。
「ホルトハウス房子の店 ハウス オブ フレーバーズ」といいます。



店内は壁が一面ガラスになっていて、鎌倉山を望めます。ほとんど
山しか見えません。「いったいここはどこ?」というロケーション。

鎌倉山の上には富裕層の立派な家が多いですが、この眺望を
求めたんでしょうね。納得。客席は3組でいっぱいになります。


カウンターの上にケーキが並んでいます。でもこれ、好きなものを
注文して食べられるわけではないのです。ここは持ち帰りか通販が
主体で、喫茶はその日のお決まりのケーキセットしか食べられない
のです。



これが噂のチーズケーキ。ホール(小)で5250円もします。
大サイズになると、なんと12600円、ケーキの値段じゃないです。

ちょっと買えないなー。


本日のケーキセットは、プチシューとコーヒー(又は紅茶)。

このセットで、なんと2650円。ちょっとどう評価していいか
わかりません。セット2つと、持ち帰りにレモンケーキを買っ
たら、8000円以上もかかってしまいました。

素材など厳選されているようで、それなりに美味しいとは思うん
ですけど、うーん。どうなんだろう。
どうなんでしょう、hiyokoさん。


hiyokoより:ここでいただくケーキは、販売はしていないので、
わざわざ行く価値はあると思いますよ。確かに抜群に美味しかったし、
量もたっぷりだし、それに飲み物もお替りできるし、ロケーションも
バッチリだし、、、と、とても満足できたと自分を納得させてます。。。
季節で変わるケーキと、あの景色を見にまた行きたくなるかも!



大町通りに面する魚屋さんへ。

普通の魚屋さんですが、美味しそうな地魚が沢山あったので、
夕飯の食材を調達することにしました。
葉山(佐島)産のタコ、黒鯛、かんぱち、カレイ、赤イカ
なんかを買ってみました。全部湘南で揚がったもの。


道を挟んで向かいにある市場で、生産業者直売の野菜を調達。

菜の花、里芋、サラダ用ミックスリーフ、ブロッコリーなど調達。


調達した食材で今夜の夕食。


お刺身類。魚体はすべて小振りですが、どれも鮮度がよく
美味しい。

鎌倉に住むと、こんな風に美味しいお魚が毎日食べられるんですね。
うらやましい。


タコは、オリーブオイル、少量のにんにく、パプリカ、胡椒で
マリネしてカルパッチョサラダ風に。

あ、ブロッコリーは自宅にあったもの。市場で買ったのは茎の色が
もっと濃かった。


でびらカレイ。要するにアタリメですが、美味しい。
天然のアミノ酸たっぷりの味がします。



ふきのとうとたらの芽の天ぷら。

※これは信濃屋で普通に売っていた野菜。味も普通でした。


ホルトハウス房子のレモンケーキ

出来たてはまだちょっとレモンの酸味ですっぱいです。でも、
この後1日、2日と経るうちに、味が馴染んで美味しくなって
きます。


うーん、鎌倉。見直した。

hiyokoより:もう少し暖かくなったら、のんびり鎌倉山あたりを
歩いてみるのもいいな。




鎌倉散策

2008-01-14 22:01:44 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


せっかくの3連休ですが、土曜日は仕事。日曜日、鎌倉に
出かけました。寒い日曜日。



鶴岡八幡宮の太鼓橋。通行できません。

hiyokoより:いつから通行止めになったんでしょうね。子供の頃に
必死で登った記憶があります。勾配30度だそうです。



そんなことどうでもいいや。お目当ては邸宅街の散策。

古いけれど、すごく立派で広いお家です。日本に洋画産業を
もたらした故・川喜多長政・かしこ夫妻のお屋敷だそうです。


今回、hiyokoがどうしても見たかったのがこの洋館。日本で
最初のレーシングドライバーが住んでいた邸宅。門から家まで
5~60mはあります。

大正五年に三菱銀行の重役の別荘として建築されて、その後
一時、浜口雄幸、近衛文麿などの総理大臣が別荘として使用し
こともあるそうです。
鎌倉駅から徒歩5分ほどの所にこんな景色があるなんて驚き。


ホラー映画か小説か、そんなものの舞台になっていそうな
洋館。ありえない雰囲気。

hiyokoより:古い洋館が大好きな私ですが、20年以上前の
「ブルータス」で見て以来、憧れの洋館で、特別な存在でした。
インターネットという便利なもののお陰で今回、訪ねることができ
最高に幸せ。ほんと、鳥肌が立ちました!


鎌倉あたりには、まだまだすごい建築物が目白押し。
これは、この辺りでは珍しい現代的な家(?)。
自宅なのか宗教なのかよくわからないのですが、門の外に大鳥居の
ある要塞のような建物でした。

これは、建物のほんの一部。いったい何坪くらいあるんだろう。。。
山に囲まれて、辺りはシーンと静まり返っていて、hiyokoは
ビビッていた。




小町通りはすごい人出です。こんな変な人もいます。
あ、左の人ではないですよ!




■ 鑰や(カギヤ)

今回のヒットはここ。MAJOENという、アンティークセレクト
ショップ併設の和カフェ。古我邸からのホントに通りがかり、
hiyokoの鼻が利いたというだけで入ってみました。



店内は、通路を挟んで左がセレクトショップ。右がレストラン。
レストランは、昨年までギャラリーだったところを改装したとか。



ま、「主婦の趣味のお店」かなと思いましたが、どうして
なかなか。

こちらはお刺身の御膳。

けんちん汁はホントの薄味。きびの万寿なんかもすごく美味しかった。


鯛の胡麻和えとアジのたたき。さすがに地の物は新鮮でウマイ。



hiyokoは葉山牛の和風シチュー。ホロホロで美味しい。



ご飯に一粒の山椒昆布。ご飯が旨い。


デザートに出た小豆も甘さ控えめで美味しかった。


ここ、ランチしか営業していないようですが、なかなかいいと思います。
しみじみ美味しいというのかな。お料理研究家が作るお昼ご飯みたい。
二人で食べながら「このお宅に御呼ばれしたいねー」なんて話していました。


鎌倉散策、つづく。



今年の抱負

2008-01-12 16:05:39 | その他
hiyokoです。


年初に今年はこんなことに頑張ってみよう、などとは私はあまり
思わないのですが、今年はちょっと気持ちを切り替えてやって
みたいことがあります。
多分、去年久しぶりに京都に行ったことが大きく影響しているの
だと思います。


「季節を愛で、日々、もう少しこだわりを持って、そのための努力を
惜しまず、気持ちに余裕を持って生活すること」


なるべく心がけているつもりでも、特にここ数年、何となく流されて
いたなーと、京都に行ってすごく反省したのです。
よし、今年は頑張るぞー!


というわけで、年明け早々試みたのが、七草粥。
多分結婚した最初の1月7日は作ったような記憶があるのですが、
以来、一度もやっていません。先ずはその辺りから始めてみました。



本来の意味は、「邪気を払い万病を除く占いとして食べる」だそう
ですが、お節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな
栄養素を補うという意味もあるようです。
でも、我が家ではどちらかというと、飽食を改め質素に行きましょう
という意味があるかな・・・。(笑)



残念ながら写真を撮るのを忘れましたが、土鍋で作った七草粥、
残業で日付が変わりそうな時間に帰宅した夫には、本当に胃に
優しく、別の意味で喜ばれました。

そして、作った私自身は、季節の行事をとりあえずやったことで
すごく満たされた気分になりました。



これは、鶴屋吉信のおめでたいお菓子。
お正月や節分にピッタリですよね。



昨年、ある素敵なレディから教えていただいた「暮らしの室礼
十二ヶ月」という本を購入しました。その中にこのお菓子が
載っていたので早速買ってみました。

こういうお菓子を飾り、そしていただくというたったそれだけの
ことでも、なんだか気持ちにゆとりが出来るから不思議ですね。
節分の時にまた買ってみようと思います。

これから十二ヶ月、どこまで出来るかわかりませんが、本を頼りに
季節を取り入れた生活をしてみたいなと思っています。





そして、お邪魔するたびにいつも感心し、私も頑張ろうという気持ちに
させてくれる、お手本になるお家があります。
以前にもご紹介したことがあるのですが、年末に伺った時も思わず
写真に収めてしまいました。


玄関の飾り。季節ごとに変わります。



これも玄関。さりげない演出ですが、ちょっとしたアイデア。



流行のお菓子も、このように出されると特別な物のように見えます。



私が大好きなお茶碗。それを覚えてくれていて、さりげなく出てきます。

いつもいただく美味しいお茶は、長年かけてようやく探したお気に入りの
茶園から毎年購入しているそうです。


伝統的なものだけを愛するのではなく、革新的な物にも積極的な柔軟さ。


しかもコーヒーは「ネスプレッソ」!


年末に伺うと、必ずいただいて帰るのが蕪寿司。
金沢から取り寄せるそうですが、色々食べつくしてようやく
好みの味を探したとか。
そういう努力を惜しまない。


私もできるだけ、努力を惜しまないで、季節を愛で、そして、
頭は常に柔軟に、日々過ごそうと決意を新たにさせてくれます。
特に昨年末伺ったときは、京都での影響を受けた後だったので
いつもより更に感じました。


さて、こうして抱負を語った以上、やるっきゃないですよね!






オーストラリア料理 Salt by Luke Mangan

2008-01-09 22:48:03 | たべもの 和食 その他
hiyokoです。


年末、我が家のビデオデッキが壊れてしまったので、3日のお昼前
有楽町のビックカメラにDVDレコーダーを買いに行ってきました。


どういう機種を買うかは、Fukunosuke任せ。
私の頭は、お昼に何を食べよう・・・何を食べよう・・・とそればかり
お正月やっていそうなところは??
それはやっぱり、街のレストランではなく大きなビルでしょう。
ということで、新丸ビルに行ってみました。


さてと、どこで食べようかな・・・、なんて夫のFukunosukeには言って
いましたが、心はほほ決まっています。一度、夫を連れて行こうと
思っていたこちらです。運よく、席も空いていました。

新丸ビルオープンの頃は、予約の取れないレストランでしたが、
最近は落ち着いてきたみたいですね。


実は私はここへ来るのは3回目。我が家では、どちらかが行った
レストランは、話題を共有するため、後日、できるだけ相方にも行く
ようすすめています。


「Salt by Luke Mangan」
シドニーのスターシェフ、ルーク・マンガンのお店。
フレンチベースのモダンオーストラリア料理だそうです。
こちらは、夜よりも3500円のランチがとてもお得感があります。
久しぶりに来てみたら、お料理が以前より美味しくなっていたみたい。


前菜・主菜・デザート・食後のドリンクが、それぞれ5種類ほどから
選べるプリフィクスです。
その他に前菜・主菜ともにその日のスペシャリテがいくつかあるので
選択肢は幅広いです。


窓際のテーブル席か、このソファ席がおすすめ。

なかなかこのソファ席が落ち着くんですよね。


これはここの名物、アミューズの半熟うずら卵のハーブ塩。



夫が頼んだ前菜。確か、タコのカルパッチョだったような??

タコが燻製だったかソテーだったか忘れましたが、ちょっと変わっていて
美味しかったです。


私が頼んだ前菜。タスマニアサーモンのコンフィ。

こちらでは、オーストラリアと日本の食材を使用しているそうですが、
さすがにタスマニアサーモンは美味しいですね。


夫の選んだ主菜。AUS WAGYUランプのグリル、牛ホホ肉のブレゼ 

これって、オーストラリアの牛肉ってことですよね?いいお味でした。


私の選んだ主菜。この日のスペシャリテ、豚肉の自家製ソーセージ。

とても美味しかったです。マッシュドポテトもなめらかで美味しい。


夫の選んだデザート。確か、ラベンダーとメープルのパンナコッタ
だったかな・・・。

ラベンダーと何かのチュイルが周りにくっついています。
このパンナコッタが美味しかった!スルッと滑らかなタイプ。
ブルンブルンは嫌いなので。


私が選んだデザート。アップルタルトとキャラメルのアイス。

キャラメルのアイスが美味しい!

この他に食後の飲み物が選べます。


最初に行ったのは半年前のディナーだったのですが、そのときよりも
お料理の輪郭がはっきりとしていて、美味しくなっていると思いました。
お店の方の努力が感じられ、これならまた来てもいいね、と夫と
話しました。


サービスの皆さんの感じはいいのですが、きちんと答えられる人は
限られているため、ベテランの方が必ずオーダーを取りに来ます。
オーダー時、お料理についていろいろ聞いてもイライラしなくて
済むので、それはいい方法だと思いました。
丸の内方面で時間がある時には、またランチに利用したいと思います。


そうそう、お隣には同系列のワインバーWWがあり、こちらでも
同じお料理が食べられそうでした。夜ならこっちも面白そうですね。
この日は、バーにいたほとんどのお客さんが外人でした。
そういえば、前回のNZ料理の「アロッサ」も確か同系列でしたね。