ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

マカロン由香料理教室 北アフリカ(マグレブ)料理

2008-09-19 16:26:10 | その他
hiyokoです。


8月のお料理教室をアップしなくては、、、と思っているうちに大変、
あっという間に9月も後半!!急がなくちゃ!!


タイトルを見て、あれ?と思われた方もいるかもしれません。
そう、今回はイタリア料理ではなく北アフリカ(マグレブ)料理です。
こちらは単発レッスンでの参加です。


          
この日のメインはモロッコ代表的料理のクスクスと子羊のタジン。


      

      
先生が買い集めた食器類。一気にモロッコな気分は盛り上がります~♪



さて、マグレブ料理とは・・・・
チュニジア・モロッコ・アルジェリア辺りの地域のお料理で、中東・アフリカ・
ヨーロッパの影響を受けており、特にチュニジアはかつてフランス領だったこと
や、宗教的にどんな材料も使えることから、一番味が美味しいんだそうです。
モロッコよりチュニジアが美味しいんだー。行ってみたいなー。


この日のお楽しみのメニューはこの4品でした。

前菜1:ひよこ豆のサラダ
       

前菜2:チュニジア風春巻き
       


主菜:クスクスと子羊の煮込み
       

デザート:りんごといちじくのタジン + モロッコ風ミントティー
       


では、簡単に作り方を

前菜1: ひよこ豆のサラダ

①                 ②                 ③

①ひよこ豆は一晩水に漬ける。
②①の豆と玉ねぎ・人参・セロリ・ニンニクなどの香味野菜を水・EXバージンオリーブ油・
 塩で茹で、 煮あがったらざるにあげて、香味野菜を取り除き冷やしておく。
③イカ・海老を塩茹でして冷ます。(海老は殻付きで茹で、殻をむいて切る)

④                 ⑤                 ⑥

④EXバージンオリーブ油・レモン汁・にんにくすりおろし・塩・胡椒でソースを作る
⑤④のソースにパセリ・ミント・バジルのみじん切りを加えて②③と合わせる。
⑥出来上がり~~♪



前菜2: チュニジア風春巻き

①                 ②                 ③

①フライパンでニンニクの香りを出し、玉ねぎを甘く炒めてから牛ひき肉を入れて水分
 なくなるまで炒める。
②①をボウルにいれ、コリアンダー・クミン・溶き卵を入れ混ぜ、塩・胡椒して冷ます。
③パータブリックを半分に切り②を細長く乗せ、皮の周りに溶き卵を刷毛で塗り包み込む。
 
④                 ⑤                 ⑥

④巻き上り。
⑤180度の油できつね色に揚げる。
⑥出来上がり~♪ これ、簡単ですっごく美味しい~♪

*パータブリック・・・冷凍で売られているそうです。春巻きの皮だとちょっと厚すぎるかな。




主菜: クスクスと子羊の煮込み
①                 ②                 ③

①先ずは子羊ちゃん こんなのをさばいたりするのがここの凄いところ。
②大きめにぶつ切りにして、塩・胡椒する。
③鍋にピーナッツオイルを熱し、子羊肉を焼き色が付くまで焼いて、取り出しておく。

④                 ⑤                 ⑥

④③の鍋に薄切りの玉ねぎ・セロリ、乱切りの人参、潰したニンニクをしんなりと炒める。
⑤③の肉を戻し、粗切りにしたホールトマト缶とチキンブイヨン、すりおろししょうがを
 入れて1時間ほど煮込む。その後、大き目に切ったじゃが芋と香辛料(クミン・パプリカ・
 キャトルエピス・レッドペッパー)を加え、更に煮込む。
⑥ズッキーニと茄子をオリーブ油でさっと炒める。

⑦                 ⑧  
 
⑦クスクスを作る。
⑧タジン鍋に煮込んだものを移し、⑥も盛る。出来上がり~♪



デザート: りんごとイチジクのタジン + モロッコ風ミントティー

①                 ②                 ③
 

①鍋にワイン・ハチミツ・いちじく・くし型に切ったりんご・レモン汁・シナモンスティック
 クローブ等を入れ、紙で落し蓋をして火にかけ、煮立ったら弱火にして軽く煮る。フタを
 して そのまま冷ましたあと、保存容器に入れ冷蔵庫へ。いちじくを切り、りんごと一緒に
 タジン鍋にきれいに盛り付ける。
②皿にいちじくとりんごを盛り、シナモンパウダーとはちみつをかけ、ミントをあしらう。
③沸騰した鍋の湯に中国の緑茶を入れ、ミントの葉をいれ、三温糖を加えて煮出す。
 専用のポットに漉して入れる。お茶を“高い位置から”グラスに注ぐ。
 この高い位置というのが、なかなか難しいのですが、この方はとても初めてとは思えない
 くらい上手に淹れていて、先生も驚かれていました~! 


いやー、どれもとっても美味しかったのですが、試食の量が多く、そのうえクスクスが、
後になってお腹で更にふくれたためか、時間が経つにつれてどんどんお腹がいっぱいに
なってしまい、困りました。先生、食べさせ過ぎですからーーー。


ふぅ~。久しぶりの料理記事、疲れました。。。

              

至福のアフタヌーンティー そして・・・・

2008-09-15 21:52:09 | たべもの
hiyokoです。



この夏はゲリラ豪雨とやらが頻繁でしたが、ある昼下がりのそんな激しい
雷雨の中、淑女二人と素敵なアフタヌーンティー。


フォーシーズンズ丸の内にあるレストラン「EKKI」名物のこのアフタヌーン
ティーは、トラベルジャーナリストTさんのチョイス。さすがです。

窓からはもの凄い稲妻がピカッと光るのが何回も見えました。



都会的で大人の雰囲気が香るインテリアやテーブルセッティング。



まだ明るい時間ですが、シャンパン付きをいただきました~ 

これが全部いただけちゃうんですよ!


これはこれは!なまじのランチよりはるかに量が多い。(3人分です)

これでシャンパン付きは、案外お徳かも。ポップコーンのカジュアルさが
逆にここでは新鮮。と思いきや、なんとトリュフ風味ですぜ、お客さん。

この他に、飲み物(コーヒー・数種の紅茶・ハーブティーなど)が選べます。


アフタヌーンティータイムの5時を過ぎてもガールズトークは終わらず、
「ソファ席でしたら何時まででもいいですよ」とのありがたいお言葉。
そのうえなんと、「もう1種類お茶はいかがですか?」ですって!
さすが、フォーシーズンズ。好印象ですわ~♪


さて、この日はある方にお別れを言うためのお席でした。シャンパン付きを
頼んだのもそのため・・・。

詳しくはまだ言えませんが、とても寂しい気分でした。
晴れ女達の集まりに雨を降らしたのは、みんなの涙だったのね。。。

左はこの日の主役、右はTさん。
せっかくの記念写真なのに、一緒に撮ってもらうのを忘れた~!
きっときっと遊びに行くからねーーーー。



口福なお寿司屋さん

2008-09-14 00:30:32 | たべもの
hiyokoです。


ご無沙汰しています。
Fukunosukeのイタリア編が予想より長かったため、またしても怠け癖
が付いてしまいました~。
例年、秋はFukunosukeが忙しいため、しばらくは妻が頑張ります。(ウソ)



あるよく晴れた日(バカッ晴れ)のランチタイム。
とても日本とは思えないほどの灼熱の午後でしたっけ。
さすが、日本一の晴れ女、izolaちゃんだわ。
そう、この日はizolaちゃんとご飯のお約束だったのであります。


場所は、、、、銀座のお寿司屋さん。

わあ、京都の路地裏のお店みたいーー。


ずーーーっと行きたかったこのお店。いつも予約で混み合うという超人気店。
今回は、ここの常連さんであり謎のブロガーさんであるジンジャーさん
直前にもかかわらず予約を取ってくださり、初訪問の私達を連れて行って
くださったのでした。

ということで、ジンジャーさんとは初対面~~~♪
すっごく楽しい方で、お会いした瞬間から会話が弾み、笑いの絶えない
楽しいひとときとなりました。

前半は他にお客様が何組かいらしたので、写真はご遠慮しました。。。
で、私達だけになったところで、待ってましたとばかりカメラを取り出す
izolaちゃんと私。


はい、この日訪れたのはこちらでございました~。


*すみませーん!小笹寿しの写真、カメラのレンズが曇っていて、全部
 こんな感じでした



ミシュラン掲載をお断りしたというご主人。

気難しい方だと勝手に思っていましたが、とっても気さくな楽しい方でした。


お寿司はおまかせでいただきました。
既に沢山の種類をいただいておりますが、写真はここから。




どれも、必ずひと仕事してあるネタばかりです。
んーーーーーーーーーー、うまい!!!!!


私は光り物があまり得意ではないのですが、こちらのコハダは、私の
コハダ感を完璧に覆してくれました。
味・食感・酢加減、私の嫌いだったコハダはどこにもありません。
いやー、美味かったです。参りました。


小笹寿しと言えば、下北沢のお店(現在あるのはお弟子さんのお店)が
本家本元で、我が家からも程近かったのですが、今は亡き親父さんが怖い
ことで有名でした。
恐れおののいて、我が家では一度も目の前で握ってもらう事はなく、出前
ばかりお願いしていました。(勿体無いことしたなー)


その話を聞いていたご主人は、嬉しそうに親父さんの思い出を色々語って
くれました。ずいぶん大変な師匠だったようですが、それでも沢山の思い
出が詰まっているのでしょう。今でも年に何度かお線香を立てにご自宅に
行かれているそうです。


そんなご主人の温かさが、握りやお店の隅々に表れていて、思いのほか
ほっこりといい気分にさせてくれる、本当に素敵ないいお店でした。


ジンジャーさん、本当にありがとうございました 



オフカイでサイカイ

2008-09-10 21:59:43 | ひよこ不条理劇場
Fukunosukeです。

前回の記事で報告した松陰神社の「五指山」は、ベッティ夫妻
とのオフ会でした。そういうわけで、、、。



    9月某日の日曜日。世田谷線沿線。
    
    *ミラノのトラムみたい!



松陰神社の境内にて、





    面々が一堂に会しておりました。
    
    お嬢:「こっけこっっこーぉ」

    バリ介:「何してんの」

    お嬢:「オンドリ(雄鶏)になる練習よ!」

    バリ介:「あ、そうか。必要だよね。うひひ」

    お嬢:「つつくわよ!」




スエ(青):「トメ吉、どうだい日本は」

トメ(橙):「いいねえ、兄さん。もっと早く来ればよかったよ」





スエ:「しかしオメェ、胸のポチがセクシー過ぎやしねえか」

トメ:「そういう兄さんこそ、腹筋がほとんど昆虫化してるよ」


スエ:「ともかく、まあ、あれだ。これからは力を合わせていこーぜ!」

トメ:「うん!」




マカロニ:「あああ、アニキが二人? アニキのアニキってか。アニキの
      アニキってことは、オレのアニキの兄貴のアニキなのか?」





スエ:「なんだいこの時代錯誤は」

トメ:「どういうわけか、イタリアから付いてきちゃったんだよ

マカロニ:「ア、アニキィ、そりゃつれないっすよ」




    マチコ:「あのバカ。みっともないんだからもう!」
    



バリ介:「まあまあ、いいじゃないマチコさん」

お嬢:「そうよ。いいとこもあるんだし。バカはしょうがないわよ」





バリ介:「モケちゃん、マチコさんはねぇ、マカロニさんのお嫁さん
     なんだよ」

モケ:「ふぅ~ん」

マチコ:「自分で言うのもなんだけど、何であんなのに惚れちゃったの
     かしら」





マカロニ:「アニキ、じゃオレ見回りに行ってきやす」

トメ:「え、何? 何を見回るの?」




マカロニ:「おうさ、アニキ達のシマはオレが守るって決めたんだ!
      このシマで断りなしに商売してるヤツがいたら、オレの
      コルトが火を噴くぜ! ハイヨゥッ! シルヴァア!」
    


スエ:「なんだありゃぁ。物騒じゃねえか」

トメ:「まあ、人を殺したりはしないと思うよ」





トメ:「じゃぁ兄さん、僕も先に行くよ」

スエ:「おう、いつまでも油売っちゃあいられねぇな」





さて、この連中はこの後どんな展開となるのか、、、

                    、、、全然考えてません。




ともあれ、ベッティ夫妻とのオフカイは、そんなこんなでありました。
人形劇だけじゃオフカイレポにならないので、以下その様子。



    演技指導をするベッティーナさん。後ろから、腕組み
    しつつ、優しく厳しく見守るベッティーノさん。
    時々ニヤリとします。
    



突然乱入したおっちゃんに「サボテンがねえとなぁ、この辺りに
ドーンと」と要らぬアドバイスに当惑するベッティーナさん。

ちょっと引き気味に、だけど鋭い視線でおっちゃんを睨みつける
ベッティーノさん。




あ、ベッティーノさん今日は「スシT」ではなく、ダンディ系で
決めてました。ますますマツケン似です(hiyoko談)。



    夏もそろそろ終わりかな。
    



すみません。オフカイがどのようであったか、さっぱりわかりませんね。

四人で1万円、一人1万円。― 五指山と富麗華 ―

2008-09-08 23:10:12 | たべもの
Fukunosukeです。


いったい、「1回の食事にかけるべきお金」とは、幾らなら
妥当なのかなあ。この週末、ずいぶん考えさせられました。


僕ら、グルメ評論家でもないくせに、土曜日と日曜日に中華
料理店二軒をはしごするという暴挙に出たんです。




まずは、日曜日のお昼に行った「五指山」から。



実はこのお店、1週間前に元同僚夫婦を連れて初訪問した店なのです。
あんまり気に入ったので、わずか1週間後にベッティーナさん夫妻と再訪。
(プチオフについてはまた後日!)

場所は、世田谷線松陰神社駅を降りて、モヤモヤする商店街の中ほど
にあります。ご覧の通り、店の外観は“あっさり”というか、“まったく
やる気が伝わらない”雰囲気。店内も、4組もお客が入れば満席。


ところがね。侮れないんですよ。




左:豚ハツのクミン炒め。中東っぽいスパイシーな味付け。お酒が進む。
右:ナスの黄唐辛子炒め。柔らかな茄子がスープを含んでふくよか。
  中華料理って、素材がビックリするほど変貌した一皿に出会うことが
  ありますが、まさにそう。



左:芝海老と生のりの黄唐辛子土鍋煮。辛い! でも生のりが辛さを
  和らげるので、どんどん食べちゃう。
右:黒酢の酢豚。少し酸味が強い感じでしたが、柔らかな肉がウマウマ。



左:麻婆豆腐の土鍋飯。辛さよりも山椒の“ピリ”が特徴の味。
右:豚すね肉の蒸し物。迫力の一皿。うまい!



左:海鮮おこげ。おこげ自体が深い味わい。餡もちょうど良い塩加減。
右:椰子肉と黒涼粉ゼリー入りココナツミルク。



1回で全部食べたわけではありませんが、まだまだ他にも色々、とにかく
4人で満タンになるまで飲み食いして1万2千円。前回は、少しお酒が
多くて1万3千円。一人あたり3千円弱で死ぬほど満腹&幸せになれます。

僕は特におこげがお気に入り。1500円のおこげとしては、これまで食べた
おこげの中で間違いなく一番。





さて、その前の晩(土曜日)に行ったのは、麻布の富麗華。

ここはもう鉄板ですね。首相時代は(今も?)小泉さんも贔屓にしていたとか。
五指山とうって変わって、二胡の生演奏まで入る高級店。
hiyokoパパの敬老祝いを兼ねてお食事会。
※ すみません。今写真みたら二胡じゃないや。


この日はコースにしましたが、大皿をドカンとテーブルに置いたりせず、
銘々に取り分けてサーブしてくれます。


左:前菜の焼き物2点とクラゲ。ここの焼き物は美味しい。
右:才巻海老の湯葉巻き揚げ。海老の甘味が存分に活かされています。



左:北京ダック。巻いて出てくるのに、ダックはカリカリ(焦げてるわけじゃ
  ないです)。味噌も甘すぎず上品。
右:フカヒレの醤油煮込み。1万円のコースでは、さすがに“姿煮”は
  無理か。でも、とにかく白湯の美味しさがわかる一品。



左:白身魚の蒸し物。高菜添え。広東風ですね。あ、香港思い出す。
右:豆苗とマコモ茸の炒め。マコモ茸の食感はまるで筍。こういう、
  何でもない炒め物に「美味しい」と思えるのはさすが高級店。



左:点心二種。皮がプリプリしてます。
右:角煮入りチャーハン。ホッとする味。量もちょうど。



タピオカ入りマンゴーミルク。ちょっとすごい色になってしまい
ましたが、なかなか。甘さも酸味もくどくなく、幸せなデザート。



このお店の真髄は、もうちょっと高級なコースで味わうべきかも。
けれど、どの一皿も「どうだ!」といわんばかりの“堂々とした”
味で、素直に恐れ入ります。




ところで、今回の富麗華のコースは一人1万5百円。お酒を飲めば
1万2千円~3千円。


ありゃ、こちらの一人分が、五指山の4人分とほぼおんなじだ。



こんなに値段が違うのに、どっちも満足。どっちもまた行きたい。


不思議。


支払うお金と食事の充足感の関係を、どう捉えたらいいんだろう。


3千円でも1万円でも、栄養的にはそんなに違いはないと思うし、
どっちも美味しいなら3千円でいいじゃないか、、、。


でも1万円のお店にもやっぱり行きたい。いや、行く。3千円の
お店にも、当然また行く。


なんだろう。バカなのかしら。


でもバカでいいや、、、。