ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

ロマンティコ

2021-12-15 07:23:10 | たべもの

Fukunosukeです。

 

白金。の、路地裏のあたり。

 

ロマンティコ。イタリア料理の隠れた名店だそうです。

 

泡~。ちょっと量が違う〜(ボトルで頼んでいるので問題はありません)

 

 

リコリータとあんこうのフリット。リコリータとは野菜を煮詰めた料理だそうです。たぶん初めて食べました。いい味。

 

ヤリイカの詰め物。ズッキーニ。

 

バジリコはバジルの爽やかさが鮮烈。パスタはトロフィエ。手打ちかな。

 

イノシシのラグー、パスタはタリアテッレ。

 

カプネという料理だそうです。バスクの豚をちりめんキャベツでくるんだロールキャベツの様な料理。これも初めて食べる料理。美味しいです。

 

hiyokoのデザートはパンナコッタ。凍らせたコーヒーを削ったものが乗っていますが、これが大人の味で美味しい。

 

Fukunosukeはティラミス。

 

エスプレッソは苦みが少なくて美味しかったです。

 

こちらのお店はカウンター6席のみ、ご主人が一人で切り盛りしています。頑固で寡黙そうなご主人の前に座るのはなかなか緊張感があるのですが、人嫌いならこの様な営業形態はしないと思うのでシャイなだけですよね。たぶん。

お料理はどっしりとした力強い味です。軽い味の料理ばかり食べていると、たまにこういう味が恋しくなる、そういう感じのお料理です。

 

 


2021 京都の紅葉:永観堂のライトアップ

2021-12-11 11:21:59 | 京都

Fukunosukeです。

 

夜は、永観堂の紅葉ライトアップに行きました。

 

てか、初詣の行列?ってくらいの人出です。これみんな入場前の行列。数年ぶりにこんな数の人間を見た気がします。

 

たっぷり1時間待ってようやく中に入れました。

 

おー!

 

はぁー。中に入った瞬間に報われました。すごい。

 

 

どこを見てもキラキラしています。

 


 

これは拝観料払う価値があります。

 

池の周囲はさらに見事。水鏡に紅葉が映りこんでいます。

 

hiyokoもご満悦。

 

 

 

 

東山の背後からまん丸な月が昇りました。「嘘でしょー!?」くらい素晴らしい景色です。

 

 

言うことないなー。

 

永観堂は過去2回ほど来たことがあります。その時は昼間でしたが、割ときれいに整えられた回遊庭園という感じで、古い寺院の趣は少ないのかなーなんて思っていました。でも今回夜に訪れると、庭園デザインの素晴らしさ、ライトアップの巧みさに興奮しっぱなしでした。これだけの人が訪れるのも当然です。1時間並んで待つ価値はありました。

 

いやあ、やっぱり京都はすごいです。

 

 

 


2021 京都の紅葉:紅葉色々その1

2021-12-08 21:30:46 | 京都

Fukunosukeです。

 

大市で京都を注入した後は、心置きなく紅葉狩りに専念します。

京都は紅葉の名所が沢山ありますが、日によって盛りの場所が変わります。
2日間でその日のいい所を効率よく回るには、その道のプロにお願いするのが一番です。
観光タクシーをチャーターして、初日は嵯峨野・嵐山方面に向かいました。

hiyoko大股でノシノシ歩いて行きます。

 

■ 二尊院

本尊が2つあるので二尊院だそうです。という運転手さんの観光案内もそこそこに突入。さてどうか。

 

おおー!いいじゃないですか。

 

青空に紅葉が映えます。

 

こっちは十分赤いねー。

 

 

 

立派な楓ですねー。

 

 

 

 

■ 常寂光寺

二尊院から歩いて常寂光寺へ。ここは以前にも来たことがありますが、今回の方が紅葉が進んできれいでした。


 

hiyokoも紅葉を満喫中。

 


 

これは紅いなあ。見事。

 

散り銀杏の絨毯もきれい。

 

 

そういえば前回来た時よりも人が多い。時期が良かったのですね。

 

 

■宝厳院

嵐山に回って宝厳院。

 

ここもすごかったです。

 

 

二人で撮ってもらいました。

 

上出来です。

次は夜のライトアップ。

 

 

 

 


2021 京都の紅葉:すっぽん大市

2021-12-04 08:37:41 | 京都

Fukunosukeです。

 

久々の紅葉の京都は誰とも合流しない二人旅。いろいろとやってみたかったことにチャレンジしました。

 

まずは腹ごしらえ。人生二回目ののスッポン大市です。

 

 

前回も思ったのですが、表の暖簾は「市大」なのに、

 

中の暖簾は「大市」なんだよなあ。。。と思ったら、これ裏から見ているのですね。中も「市大」でした。でも店名は大市ですよ。

 

とても風情のある店内。すごくいいです。

 

外廊下を歩いて部屋に向かいます。

 

おやもう座ってます。待ちきれないのね。

 

いやあ、どうもどうも。まあまあまあ。

 

初めて来たときもビックリしましたが、ここは本当にスッポン一本鎗。このスッポンのしぐれ煮以外、鍋前は何もありません。いさぎよいを通り越してホントにこれでいいのかと不安になるくらい。

でも確かに美味しいんですよこれが。味が濃すぎず、身も柔らかで食べやすい。熱燗をちびりとやりながら精神統一しつつ鍋の到着を待ちます。

 

 

 

20分ほどして〇鍋(まるなべ)が運ばれてきました。こちらでは本料理といいます。土鍋を一気に千数百度まで加熱して、部屋に運ばれるときにもぐつぐつ煮えたぎっています。

 

放っておくとすぐに煮詰まって味が濃くなるので、仲居さんが手際よく取り分けてくれます。

 

極上のスッポン鍋のスープと、

 

スッポンの肉。

 

すごいです。鍋の中にはスッポンしかいません。豆腐や椎茸はおろか、ネギ一切れも入っていません。しかしこれがまた美味しい。これでいいんです。いろいろスッポン鍋はありますし、どこで食べてもスッポンは美味しいですが、やはり大市は唯一無二。もちろん生姜は絞られていますが、この臭みの無さは本当に不思議です。

 

スッポンのスープは、熱燗で割って飲むこともできます。お酒は入れ過ぎない方が美味しい。

 

スッポン鍋は二回に分けて運ばれてきて、締めは雑炊になります。

 

 

千枚漬けの季節かあ。

 

雑炊がやって来ました。卵を二つ割り入れて雑炊になじませていきます。

 

早くう~

 

神々しいです(笑) 中にはお餅も隠れています。これがまた美味しい。

 

うわあ。今晩夢に出てきそうだ。

と思っていたら、なんと自分でスッポンを絞めて解体する夢を見てしまいました。
なんでそこ? 寝覚めの悪さったら。。。

ともあれこのスッポン雑炊、徳山鮓の熊鍋雑炊間人蟹鍋の雑炊鳥鍋の雑炊(おかゆ)は今のところ日本四大雑炊ということにさせていただいております。

 

ふう。

 

水菓子は紅マドンナでした。

 

久々の大市、堪能しました。なかなかお高いですが、一生に一回は経験してもいい味だと思います。

もちろん、二回経験しちゃってもいいと思います。

 

 

おまけ。

 

大市の駐車場に止まっていた大市デコトラ。すごいですね。これで仕入れに行くのかな。スッポンもお祭り状態だ。

 

さて、紅葉を攻めるか。

 


セララバアド

2021-12-01 22:19:52 | たべもの

Fukunosukeです。

 

代々木上原、の、住宅街の奥。お屋敷街の一角にセララバアドというお店があります。

エル・ブジで研鑽を積んだシェフが営むイノベーティブレストランだそうです。もちろんエルブジには行ったことないけど、化学実験みたいなところだったんですよねえ。なんだかすごそうです。

 

席はわずか14席。皆一斉にスタートする劇場型のレストランです。

 

紙の落ち葉にAutumn menuと書かれています。もしや。

 

やはり!マジシャンが口から引っ張り出す万国旗!みたいなメニューです。おもしろーい。

 

飲み物はアルコールかノンアルコールのペアリングが基本。高級なお酒は出ませんが料金は6000円と良心的。

 

ステーにクリップでお酒の銘柄が書かれています。しかも、、、

 

その裏にこのお酒で合わせるメニュー名が書かれている。これは考えなくていいので頭の悪い僕には便利。

 

というわけで「イケバナ」。というほど美しくはないですが、グリッシーニに鴨肉が巻き付けてあります。面白い。

 

スパークリングマスカット。炭酸が含まれていてシュワシュワします。スパークリングワインに合わないわけがない。

 

紙を絞ったものが出てきましたよ。giftと名付けられています。開いてみると、、、

 

紙に手のひらが印刷されていて、その手のひらに包まれるように一口サイズのタルト。gift。

 

森の朝。森の朝っぽくドライアイスで朝もやを表現。

 

食べるところはここ。これが何だったか忘れましたがなかなか美味しかった。

 

落ち葉の森。落ち葉を敷き詰めたボックスの上に、トリュフ味のコロッケを豚がつついているという、季節感というか季節そのもの。

 

面白いですねえ。

 

マジャク。シャコの仲間だそうです。フリットにして。泡は柚子か何か柑橘系だったかな(違うかも)。黄色いのはマンゴー。

 

サンマ 茸のリゾット

 

鰹のスモーク。お皿にはスモークの煙が仕込んであって、食べる間も薫香がします。

 

奄夢豚。奄美の島豚と北海道の豚を掛け合わせて北海道で飼育しているというどっちなんだ豚。でもとっても美味しかった。

 

デザート一品目は鏡開き。

 

どんぐり、栗、カカオのデザートでした。

 

松ぼっくり型のお菓子。手が込んでます。

 

おっと。

 

一皿一皿驚きがあって楽しいです。化学実験過ぎないのがいいところ。料理自体にエンターテインメント性を持たせる点や、全体に軽い味わいはアルカナイズに通じる感じです。欲を言うと、調理の様子が見えるオープンキッチンなので料理のサプライズ感が少し薄れてしまうのが残念。まあ、キッチンを見なければいいのですけどね。

メニューは年4回変わるとのことなので、季節が変わったらまた来てみたいです。