ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

草木湖を歩く 3

2012-10-27 00:00:01 | 風景写真 ・ フォトテク
 草木湖 最上流の 東宮橋から見た わたらせ渓谷鐵道 渡良瀬川第一橋梁 です。

 写真の左には、ダムが建設される前の 国道 122号線の橋が見えています。 他の橋と同じように、ミカゲ石で造られているようです。




 草木橋から 草木ダム方向を望みます。




 ダムの下流の一角に、古いトンネルを見ることができます。




 ここです! 今は 資材置き場になってます。




 元々、国鉄 足尾線の線路 は ダムの真下の位置にありました。 ダム建設のため線路を迂回させ、列車は このトンネルを通って 次の 草木駅 に向いました。 これは一時的な迂回措置です。
 ダムが完成して 貯水が始まると、草木駅も水没します。 そのため、全長 5kmを越える 草木トンネル が作られ、現在の わたらせ渓谷鐵道 として使われています。。。


 追記 : 11月 6日 ( 火 ) 19時より、BS TBS 「 にっぽん百景 ・ 乗りつくしの旅 」 にて、わたらせ渓谷鐵道が紹介されます。


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草木湖を歩く 2

2012-10-25 23:23:00 | 風景写真 ・ フォトテク
 今年の夏は取水制限が出るほどの 渇水状態になっていました。




 2本ある橋脚の1本は、完全に根元まで露出していました。




 橋脚の周囲は 深く削り込んであることが分かります。




 草木橋の工事作業にでも使われていたのでしょうか。 簡易的な 階段の基礎のようなものが残されていました。




 もう1つの橋脚を橋の上から見ると こんなカンジ。 水が濁っているのは、水量が少ないからです。




 そして上流側。 この渡良瀬川のすぐ右側に、草木ダムが建設される前の 国鉄足尾線の 草木駅 があったはず ですが、その痕跡は 今回は分かりませんでした。。。


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草木湖を歩く

2012-10-22 20:30:26 | 風景写真 ・ フォトテク
 満水状態のときの草木湖です。 新緑の時期 5~6月頃の景色です。




 こちらは、今年 7月中旬の写真です。 群馬県平野部の田植えが始まった頃なので、水位が減っています。
 満水時から 10mくらい水位が下がると、打出沢 に架かる 内手橋 が顔を出します。




 内手橋は石造りのきれいな橋です。 1年のうちの 3~4カ月だけ姿を現します。
 草木の集落は 草木ダムの建設によって 水没しました。 周辺にはその名残りを見つけることができます。




 欄干に 「 日光 大間々線 」 と書いてありますので、旧国道 122号線だったようです。 頑丈そうなので、今でもフツーに 車が通れてしまいそうです。



 今年の夏は降水量が少なかったので、さらに水位が下がりました。
 橋の近くに、建物の基礎が残っています。 ミカゲ石の産地なので、石材店の跡地も見かけられます。


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軽井沢 見晴し台

2012-07-28 00:05:00 | 風景写真 ・ フォトテク
 旧軽井沢地区 から道なりに進み、熊野神社 のすぐ手前に、見晴し台 があります。
 駐車スペースは 5~6台分です。




 奥に、きれいなトイレが完成していました。




 車道を通らなくても、旧軽井沢地区から 遊歩道があります。 森の中を歩く、軽井沢らしい自然風景を楽しめます。




 石の小路を少し行くと 明るい広場に出ます。




 広場の中央が 県ざかいです。




 群馬県側の眺めが良いです。




1997.6.14 4:50  70mm F4 1/60sec

 軽井沢は 朝霧の発生しやすい場所です。 時には 雲が流れるような景色に出会うこともあります。




 見晴し台の駐車場の一角には、作家 山岡 荘八 ( やまおか そうはち ) が別荘として使っていた建物があります。 歴史好きの方なら ご存じかと思いますが、『 独眼竜 正宗 』 を執筆された方です。
 現在は物置のような状態のため、軽井沢町の観光ガイド等には 紹介されていません。


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石とガラスの教会.2

2012-07-25 06:03:39 | 風景写真 ・ フォトテク
 ホテル ブレストンコート の敷地にある 石の教会 内村鑑三記念堂  再びの訪問です♪




 キリスト教徒であったり 内村鑑三の啓愛者であったり、記念堂には 多くの方が訪れます。 そして 展示品の一つひとつを、感慨深げに見つめています。
 ふらっと訪れただけの、ただの物見遊山の私が ちょっぴり恥ずかしく思います。



 礼拝堂の入り口を 内側から望みます。 いく枚ものガラスから光が入り、意外と明るいです。



 地下の資料室へと 階段が分かれます。 なんとも複雑な作りです。 この建物に設計図があるのだとすれば、ぜひ 見せて欲しいです。 どんな描き方になるのだか ・・・。




 建物の入り口を 外側から望みます。 片付け事をされていたシスターに声を掛け、写真を撮らせて頂きました。 そして、建物のデザインコンセプトについてや、周囲の自然風景について、お話しを聞かせて頂きました。
 石と光と水と緑と木と、自然と調和した建物であると説明されました。
 「 礼拝堂の木製の椅子は、2つとして同じ形のものは無いんです。 自然の樹木も 2つとして同じかたちのものが無いように 」。

 礼拝堂の壁には ツタがからみ、水が流れています。 それも コンセプトの 1つのようです。
 礼拝堂は撮影禁止ですので、その様子は ホームページ をご覧ください。
 室内に光がいっぱい差し込むよう、太陽の軌道に合わせて窓が円弧を描いていることなど、建築家 ケンドリック・ケロッグオーガニック建築 に対するこだわりなどを知ることができます。
 



 式を挙げたばかりの新郎新婦が 石の教会から出てきました。 ライスシャワーで お出迎えです♪




 純白のドレスと、美しい笑顔がまぶしいです。 たまたま通りかかったギャラリーや私を含め、ここに居合わせた人のすべてが 幸せな気分に浸れました。




 こんなにも素敵な教会で 結婚式を挙げたのですもの。 この二人のしあわせが 永遠のものでありますように ・・・


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石とガラスの教会.1

2012-07-24 01:07:21 | 風景写真 ・ フォトテク
みどり深い林の小路を行くと、石とガラスで出来た 建造物が姿を見せました。




 中軽井沢駅 から北へ 約1キロ。 ホテル ブレストンコート 内にある 石の教会 内村鑑三記念堂 です。
 ドミノ倒しでもしたような異様な様相に、誰もが目を奪われます。




 こちらが 礼拝堂 の入り口になります。




 この時は 挙式が予定されていたため、入室することは出来ませんでした。




 雨に濡れた積み石とコンクリートは、さらに重厚感を増して見えます。




 石積みの間から生える草木も 良いいろどりです。




 石の教会 内村鑑三記念堂への進入路は、この駐車場の南端から入ります。




 順路は左へ。 開館時間は 9時から18時までです。 開館時間内なら 鑑三記念堂へはいつでも入れますが、挙式の時間帯は 礼拝堂には入れないので 通り抜けできず、来た道を戻ることになります。




 石の回廊。 足元に電球が仕込んであって、オレンジ色に光っています。




 石の道は緑の中に続いています。 何とも わくわくしてきます♪




 一端に 内村鑑三のレリーフ ( ? )。




 さらに 緑の小路を進みます。




 木々のこずえ越しに見る 石の教会。 素敵です♪



 こちらが 鑑三記念堂の入り口になります。 上の大きなガラスが 礼拝堂のようです。




 内村鑑三の資料が展示されています。
 
  この日はここで、一旦 撤収となりました。


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軽井沢 湯川渓流

2012-07-15 16:39:11 | 風景写真 ・ フォトテク
No.0503-04   1997.6.15 12:45 曇天
湯川渓流  RD100 OM-3 110mm F22 1sec

 湯川渓流 という呼び名があるかどうかは分かりませんが、軽井沢の 白糸の滝 付近を水源とする清流で、自然遊歩道が整備されている所です。



No.0539-07   1998.5.30 11:00 小雨
湯川渓流  RA OM-3 150mm F32 4sec

 スライドフィルムネガフィルム に比べて 透明感 があり、奥行き空気感 が表現されます。
 また、スライドを映写機にかけて 拡大させて観賞するのは、パソコンの画面で見るより迫力が違い、良いです♪




 私が写したすべての写真に 番号が付いています。 撮影データを1つ1つ 撮影ノート に書き込んでいます。 現在、17冊目です。
 デジタルカメラが主流の現在は、日時、絞り、シャッター速度、レンズなどの撮影データが勝手に記録され、GPSを使えば 撮影ポイントまで記録される時代です。
 けれど、筆記用具を持って撮影に臨む習慣は 残す価値はあると思います。 風景写真で言えば、月齢や日の出、日の入り時刻などは あらかじめ調べておく必要がありますし、所感のメモ書きや、フィルターの有り無しの記録も必要です。
 前回 どのような露出で撮ったのか、ページをめくるだけで分かってしまうのは、とても便利です。。。


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松井田町 最後の観光パンフ (?)

2012-07-08 01:06:11 | 風景写真 ・ フォトテク
 群馬県 碓氷郡 松井田町 の観光パンフレットです。

 裏妙義山鉄道文化むらめがね橋碓氷の関所 などが 紹介されています。
 実は この観光パンフレットが作られたとき、すでに松井田町は 安中市と合併することが決まってました。 そして、松井田という町名が 無くなってしまうことも ・・・。

 もしかしたらこれが、松井田町が単独で発行した 最後の観光パンフだったかも知れません。 松井田町観光協会などの関係者らの、熱い想いが込められていそうです。




 写真集 『 西上州の山 』 の出版に向けて 松井田町周辺を撮影していた事もあり、裏妙義の丁須岩 の写真、中木川 の写真、あさお滝 の写真は 私が提供しています。

 このボックスティッシュは 当時親しかった友人に配ったものですが、今となっては レアもの (?) かどうかは不明です。。。


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会津界隈

2012-05-30 21:37:31 | 風景写真 ・ フォトテク
 道ばたにポツリと 小屋が建っていました。 周りの景色に溶け込み、いい雰囲気です。




 もうちょっと近付いて パチリ!




 余分な装飾の無い 機能美。 朽ちていく感が良いです ( 良いらしいです ・・・ )。




 雪解けの季節になるとよく見かけるのが、畑の中の物置きが 雪の重みでつぶれている光景。 誰も住まなくなった住宅も、雪解けの季節には 腐食が進んで見えます。
 立派な建物だけに 残念です。




 窓枠は アルミサッシでは無く、木枠。 それだけでも 風情がでます ( 出るらしいです ・・・ )。




 ホーロー看板。 「 管公学生服 」。 確か、私が学生の頃は すでに・・・ 「 カンコー学生服 」 と書いていたと思います。 元々は 「 管公 ・・・ 」 なのですねー。




 私の知人の中に、“ ” の好きな方が数人います。 長崎県の 軍艦島 へ出掛けた方や、廃校廃鉱山 を探索するのが好きな方など ・・・。

 私は知っています。 彼らが ただの物見遊山で “ 廃 ” を 訪れているのでは無いという事を ・・・。

 そこには確かに、人々の生活があったのです。 どんなことを考え、どんなふうに暮らしていたのか ・・・。 同じ地に立ち、そこに住んでいた人たちに想いを馳せ、わずかでも、同じ空気に触れていたいのです 。。。



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日光市 三依地区

2012-05-28 23:50:45 | 風景写真 ・ フォトテク
 国道121号線に沿って町が続く 日光市三依地区。 さらに北上すると 福島県 南会津町になり、尾瀬の玄関口とも言える地域です。
 次第に緑が鮮やかさを増していて、景色を見ながらのドライブが楽しい季節です。 




 ごく一部ですが、沿線に “ ” な建物があります。 “ 廃 ” 好きの方には たまらない地域なのではないでしょうか。。。




 トタン板で補強してありますが、それさえも壊れかけている 茅葺き屋根の建物。




 粗大ゴミを持ちこむ人もいるようで、張り紙が付いています。




 男鹿川。 川底が サビ鉄色に染まっています。 鉄分が流れているようです。。。


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