中芸地区森林鉄道遺産保存・活用する会からのお知らせ
高知県中芸地区 ( 馬路村・安田町・田野町・奈半利町・北川村 ) の中芸地区森林鉄道遺産保存・活用する会よりの告知です。 < 拡散希望記事 >
高知市の 藁工ミュージアム にて 10月15日から 12月11日まで 「 AからZ ( アートゾーン ) で考える 高知の森林鉄道∞ 」 を開催します。
藁工ミュージアム http://warakoh.com/museum
中芸地区森林鉄道遺産保存・活用する会のホームページ ( 魚梁瀬森林鉄道WebミユージアムURL : http://rintetu.jp/ ) の新着情報にも、記事を載せるとのことです。
酒井工作所3.5tガソリン機関車も展示とのこと。

▲ 酒井工作所製造3.5トン森林鉄道用ガソリン機関車 / 画像:中芸地区森林鉄道遺産保存・活用する会
酒井工作所製造 3.5トン森林鉄道用ガソリン機関車 解説文
この小型内燃機関車は、酒井工作所 ( 現在 : 酒井重工業 ) にて、1959 ( 昭和34 ) 年7月に製造された自重3.5トン、製造番号6299のガソリンエンジンを搭載した機関車です。
活躍していた場所は、静岡県の東京営林局水窪営林署の水窪森林鉄道で、管理番号1A-50号機として木材の輸送ではなく、一般雑貨運搬の貨車をおもに牽引していました。
同森林鉄道が1964 ( 昭和39 ) 年に廃止となると 同県天竜市二俣町の天竜林業高校に譲渡され 静態保存されてきましたが、1998 ( 平成10 ) 年には、鉄道保存ボランティア団体の “ けいてつ協会 ( 現在 : NPO法人足尾歴史館トロッコ部 ) ” の仲介によって高知県の馬路村へと寄贈され、復元修理され動態保存機となり現在に至っています。
この車両、我が国の現存する森林鉄道用機関車として、唯一無二の大変珍しい貴重なものです。