権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

鉛蓄電池復活物語 ~顛末

2015-09-22 14:38:03 | 電子工作

残念ながらイカレタ鉛蓄電池を復活させることは出来なかった。
 
・バイクのバッテリは、ウインカを点滅させる程度には回復したものの、セルを回すには至らなかった。
 かなり放電状態で放置してあったので、本格的なパルス充電を50時間程度かけないと駄目かもしれない。
 先日購入した5000円の充電器では、10分間位しかパルス充電をしないため、ここまでイカレタのは駄目かも知れない。
・電動リールのバッテリ(12V 12AH)は完全にイカレテおり(6V位しかない)、ふつうの充電器では充電すらできなかったが、本器で12Vまで回復した、でも完全復活にはほど遠く1週間経過すると電圧が8.5Vまで低下、サルフェーションが相当に進んでいる模様。

で、こうなると意地でも復活に向けて動きたくなる。
 ・パルス充電回路の自作
 ・バッテリの充電状態を測定する手段の入手  (内部抵抗を測る手段を考えるかなぁ) 
で、そのためにはやはりオッシロスコープを購入せなあかんが、2万円位を手当てしなければならなくて少々心細い。

 この回路、夜中に眺めていたら中々良く考えられていて、2~3の疑問点はあるも、実績もありそうだし試そうと思う。
だんだんとやる気になってきた。 

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サルフェーションとその対策 ~鉛蓄電池復活物語~

2015-09-15 15:36:56 | 電子工作

最近愛車アドレスV100ー1992年型のバッテリが上がってしまって、ほとんどキック始動が続いている。
これがなかなか難儀で、これから冬に向かうとますますシンドクなる、ということでバッテリ交換の検討を始めた。
アマゾンで新品で¥2000、そして送料約¥900の計¥2,900で何とかなる目途はついた、しかしながらこのポンコツは発電機容量が足りないらしくすぐ駄目になる可能性もある、そんなこんなで悩んでいるところに、”サルフェーション”なる鉛蓄電池が運命的に持っている劣化現象を知るに至った。
これが面白い、理論的には少々ややこしいので簡単に言うと、バッテリが放電して電解液濃度(硫酸濃度)が下がると、硫酸鉛の結晶が電極に付着し、それが充電放電性能を下げる。
これの除去に効果的なのが、パルス充電と言う手法で、50V位の電圧でμ秒程度のパルスを印可すると、この硫化鉛の結晶が電解質に溶けるらしい。
ネットにはこの回路が多数掲載されていて自作するにはちょうど良い規模、ただしオッシロスコープを持っていればの話。
(↓は回路図例[こちらのHPより引用])
"555"というICは古典的なタイマーICで、これで発信した矩形波を微分して、FETとコイルで高圧パルスを発生するらしい。、
 
まぁ自作は諦めて、市販品を探してみると、約5000円でこんなのがあった。 パルス充電と通常充電の合わせ技で評判も良い。

 

新品バッテリを購入して真冬の寒いところで再度上がらせてしまうよりも、こんなのでやりくり出来て復活出来れば安いもんだと、半ば実験覚悟でトライしている。
あぁオッシロスコープさえあれば自作するのにと思うも、部品代と足代で楽に¥5000は超えるだろうから、これで済めば大人の解決というものか。 なお効果の程については追って。

その後の調査でPCのUSB端子に接続するオッシロスコープ(VDS1022I)を¥20,000で見つけた。
これなら秋葉原の秋月という出所がすっきりした物なので、こうてみても良いかな、それとも無駄遣いかなぁ。
 

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LEDランプへの変更(その2)

2012-10-16 21:10:18 | 電子工作

物置の2個目の白熱電球をLEDランプに付け替えた。
今度のは100均ショップでアルミの鍋蓋が無かったので、銅の排水フィルターとアルミ箔を使って傘を自作。
不思議なことに2件の100円ショップを回ったが、高価なステンレス製は沢山あるが安価なアルミの製品は見当たらない。

Dscf0887_1024Dscf0889_1024

 

 

 

 

 

 

 

今度のLEDは暖色系の色で白熱電球に近い色合いのはず。
LED¥200×3個、銅のフィルター¥100の計¥700。
手作りの雰囲気満載で結構気に入っている。
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.P1010009_1024_2Dscf0890_1024

 

 

 

 

 

 

左側が旧のランプ、右が変更後でとても明るい。
消費電力は概ね3.6Wで明るさは225〔lm:ルーメン〕。,
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Dscf0900_1024Dscf0901_1024

 

 

 

 

 

 

 

Dia0922

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回路は第一号と同じ。

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LEDを取り付ける

2012-09-22 13:27:11 | 電子工作

気になっていた物置の灯りをLEDに取り替えた。
P1010008_1024P1010009_1024

 

 

 

 

 

 



バイクのランプを自動車のバッテリで駆動していたもので電力を食う割りに暗い。
(1枚目の写真で16Wも消費していた)

P1010010_1024P1010013_1024

 

 

 

 

 

 

 

さすがLED(定格1W×3個)で、電力約1/5で数倍は明るい。
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P1010005_1024Dia0922

 

 

 

 

 

 

 

¥100ショップのアルミの鍋ブタと¥200のLED3個、8Ωのセメント抵抗を直列にして終り。
消費電力は3.5Wくらいで明るさは300ルーメン
(100ルーメンX3個:カタログ値より)
つまりは白熱電球ならば30W相当(と言うことらしい)。
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8Ω抵抗の両端の実測電圧が2.6Vなので、If=0.325A。予定通り。

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愛しのRD-XD71(その2)

2011-08-29 08:07:04 | 電子工作

昨日10:30頃、コンデンサ交換を完了し約20時間経過、その間、DVD再生延べ4時間、録画4件(延べ3時間)程使ってみたが異常は無し。

この機械、ここに至るまでの努力を列記すると、
1) HDDとPCBを接続するSATAケーブルの接触を確認。 (費用ただ)
 (これで直ったとのNet報告有りも、我が機械には効果無し。)
2) HDDとケーブルを新品に交換。(費用¥3,500)
 (結構な苦労をした割りには症状は改善せず、むしろ悪化した印象さえある。
       事実は深く使い込んだために余計にあらが目立っただけだと思うが。)
3)今回のコンデンサ交換 (費用は¥230、で交通費は除く)
  こんなに効果があるとは、駄目でもともとと思っていたので、ある種の感動を覚えた!!
  しかし、以前この機械を使っていた人はどうしてたんだろう、と素朴な疑問が沸いた。
  多分こちらが「スカ」を引いたか引かされただけのことだろうと思うが。

何だかんだで¥4000の費用と何がしかの手間を掛けたが、それに見合うご利益もあった。
1) 横浜JR石川町駅近くの部品屋さんはこれからも役に立ちそう。
  わざわざ秋葉原に行かなくてもそこそこのコアな部品が手に入る。おかげで半田付けの楽しさを思い出した。
2) この種に機械(ハイテク機械)は出初めの物は「設計チョンボ」がつき物で、このことを忘れたらあかん。 天下の東芝といえども例外では無い。ましてや訳の分らんアジア製の物など手を出したらアカン。 と、いうことを再認識。

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HDDレコーダ修理記録(愛しのRD-XD71)

2011-08-28 11:31:45 | 電子工作

一月ほど前にYオークションで東芝製RD-XD71を¥15,000で買った。
とても良い買い物だと喜んでいたらトンでもない性悪な機械で、購入直後の受入れテストは順調にパスしたのに、その後に画面が凍りつく現象が多発。
平均1時間50分に1回の頻度、つまりまともな映画の録画や再生が出来ない代物であった。
NETで調べて様々な情報を整理すると、「この機械は欠陥品だった」とのこと。
で、対処方もいろいろとあって究極の対処である、CPU周りのコンデンサ交換に手をつけた。
P8280007_1024
一応ラックに収まっていて、普通に動けば便利な機械なんだけども。,
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0p8280010_10241p8240007_10242dscf0311_1024_2

カバーを開けた所で、3枚目が問題の箇所。
これからこの電解コンデンサ(C486)をタンタルコンデンサ(¥230)に交換。
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3dscf0314_1024_23dscf0314a_1024問題のコンデンサを交換した後。
表面実装なのでPT板を外さなくても良い代わりに、取り外しの半田箇所が小さくて大変
(借り物のコテが役に立ちました。 感謝 m(_ _)m  )
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4dscf0315_1024_3
右が設計チョンボのアルミ電解コンデンサ、で交換したのと同系のタンタルコンデンサ。
電子回路の設計者なら、アルミ電解が高周波ノイズに無効な事など常識なんだけども。多分試作品で問題無く動作したので量産→運の悪いユーザが「ビンゴー!」てな具合か。

なおこの製品は5年以上前の物なので今の東芝製品にはこんな問題は無いと思う。
さて、修理した機械は約90分経過して未だ動作している。
どうなることやら、結果は神のみぞ知る。

PS:画面が凍りつく現象について
   
これはプログラムが正常に進めなくなるフリーズと呼ばれる現象で、この原因は「ソフトウェアバグ」と「雑音の影響」がほとんど。
いまさらソフトバグも無いだろうから、雑音除去に焦点をあてた今回の改造は多いに期待。

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