今週はペット用品の展示会サポートやら畜産関係のシステム説明会やら週初めからばたばたばたばた忙しい。
実は月曜は休日(祝日)にも関わらずにシステム説明会の準備で出勤、説明資料作成途中でバグが露見してばたばた修正とか、今年度の有象無象が湧きだした様な状態が続き、何とかかんとか展示会の方も併せて乗り切った。
この展示会は毎回結構なお弁当が出展者および関係者にふるまわれて今回も満足な一品。
水曜は「今半」のスキヤキ弁当、木曜は「金兵衛」のおさかな弁当。
そして普通に見えるスカイツリー。
今回も大過なく完了。
本来ならパーと打上げと行きたい所ながら、搬出用に自家用車で来たためダメ。
次からはレンタカーとかにした方が安上がりかも。
(高速料金+ガソリン+駐車料金) > (レンタカー(軽)半日料金+ガソリン)
なんだか恥ずかしくなるようなタイトルの「瞳をとじて」と言う映画、最初の20分は一時気を失ったが最後までみたらとても良い作品だった。
この間はルーマニア映画で今度はスペイン映画、知ってる俳優がいないのは先入観が入らなくて良い、ともかく3時間の長尺映画なんだけれども全然苦にならないほどに没頭できた。
〔内容〕
元映画監督のミゲルは、テレビ番組の女性ジャーナリストから22年前のある事件について取材を受ける。それは、ミゲルが監督していた映画「別れのまなざし」の撮影中に主演俳優のフリオが突然失踪してしまい、映画も未完に終わってしまったという事件だった。取材に協力し、次第に親友でもあったフリオとの青春時代を思い返していくミゲルだった。
やがてTV番組の放映がきっかけで彼がとある施設(養老院の様な所)で働いていることを知る、そして彼は記憶喪失だった、、、
この映画は、導入部が撮影した映画の上映で始まり、未完成の映画のラストシーンの上映で終わるという凝った造りだったし、役者さん達の演技にも圧倒された。とりわけ記憶喪失の元俳優を演じた役者さんはさぞかし難しかったろうと思う。
そしてスペインの美しい風景がちらちら入っていて映像作品としてもなかなかの物だった。
『瞳をとじて』本予告
本日は愛宕・真福寺での「やすらぎ寄席」で、12月から3月まで連続で立川流の会。
今日もじっくりと話芸を堪能できた。
この会は3人の真打+前座と言う組み合わせで噺の内容も4人が協調して噺を作っている感じがとてもここちよい。
まぁあくまでも個人の主観ではあるが、自分だけ受けようとするアザトサを感じない、ここらへんが吉本漫才との違いかもしれない。
前座さん(笑王丸);「道灌」
典型的な前座噺らしいが、面白さはあるが上手さは未だ無い、これからこれから。
雲水師;「うどんや」
この噺を上方風で聞くのは初めて、寒い冷え込む夜中にうどんをすする仕草は上手い。
大変に失礼ながらこの師匠の「地獄八景亡者戯れ」とか「寝床」を是非聞きたい。
志遊師;「ねずみ」
左甚五郎が出てくる講談の様な噺、似た様な噺で「抜け雀」「竹の水仙」とか。
落ち目の宿屋に厄介になってお礼に自分の作品を置いて、それが元で繁盛する様になるという噺。
毎回感じるがこの師匠は風体で随分と得をしている感じがする、噺はもちろん。
談幸師;「明け烏」
最後のトリらしい噺、とても良かった。
今回は18人の観客で抽選の賞品が15個ということで急遽3個足して18個、つまりはハズレ無し。
尻から2番目で上の画像の焼き海苔を頂いた。
3月1日の「立川流三昧の会」もとても楽しみだ。
この土曜はいつもの三人で三浦半島で沖釣り、実は昨年末から荒天続きやら都合の問題とかで順延順延になってこの日。
さて、当方の第一投(水深100m)で凄い魚信があって舟中の期待を一身に背負って揚げてきて、さぁ取り込みの段となり見事にバラした。
と言えば恰好良いが、事実は天秤と仕掛けを接続するスナップがきっちりとはまって無かった様で、仕掛け丸ごと引き連れて姿を見せること無く去っていった。かなりの初歩的なミスで恥ずかしいやら悔しいやら囃し立てられるやら。
さてそんな調子で始まったものの、その後はばったり魚信がなくなり、結果はサンザン。
なにより外道の小物がほとんど無くて、当方で釣り上げたのは小型のアマダイ一尾と深場から引き上げたらついていたカサゴ一尾、最終的にはそれなりにオミヤを頂いたものの何とも情けない釣行になってしまった。
最後の画像は兄さんが釣り上げた40㎝超の大アマダイ、見事。
本当に魚信の少ない一日だったが、そこはこの好天での洋上でのひと時は素晴らしいものだった。
アマプラでブラっと見た「オーダー」、これがなかなか面白かった。
「セブン」を超えるかとの期待もあったが、それほどの出来ではないが、壮年になったジュード・ロウがなかなか魅力的で、これだけでも良かったと思う。
〔内容〕
オレゴンの田舎(多分)に赴任したFBI捜査官が、失踪事件から殺人事件に遭遇し、現地警察の協力を得て捜査を担当することになる。その過程で、現地で勢力を張るネオナチ組織とその分派に焦点を絞って行き、分派活動の若いリーダが主犯であることを突き止める。
その分派活動は"The Order"という名前で、銀行襲撃等で得た潤沢な資金で大掛かりなテロを企てていた。FBIの捜査網が狭まる中で、オーダーとの対決が進行して行く、、、、
前半は「セブン」を彷彿させる不気味さみたいなものが漂うが、後半はFBIが「オーダー」を追い詰めてゆくアクション・シーンがやたら多く、ここら辺が少々不満。
ところがそれを補って余りある位に主演のジュード・ロウが見事で、ついつい引き込まれてしまった。
この映画は本邦では劇場公開は無くアマプラでの配信のみらしい。
ジュード・ロウは超のつくイケ面俳優だったが、見事に化けてくれた。
印象に残った映画は「ロード・トゥ・パーテション」「スターリングラード」「シャーロック・ホームズ」等々。
最近あらためて知った「東風ふかば匂い起こせよ梅の花、主なくとも春を忘るな」と言う道真公の歌、これがユーチューブ界隈でちょっと話題になった。
それはさておき、向かいの家の梅がほぼ満開で、こんな所でもメジロが居る。
「梅にウグイス」とは花札の世界のことで、現実世界の梅にはメジロそしてこの鳥の色をウグイス色と言うらしい。
実際ウグイスはホーホケキョの鳴き声以外はさして美しいトリとは言えず、梅には必ずといっていい程メジロが止まる。
さて、久々に150mmの望遠をつけてメジロを撮影してみた。
野鳥の撮影というのは準備周到にして根気よくチャンスを狙うという誠に難しいもので、この写真は適当にシャッターを切ってトリミングしたもの。
本日はチョット気になったマイナーな映画「おんどりの鳴く前に」を鑑賞。
ルーマニアののどかな美しい風景を舞台にしたルーマニアの映画、でも内容は殺人事件を扱ったミステリ。
〔内容〕
ルーマニアの静かな村で警察官をしているイリエの夢は果樹園の経営しながら穏やかな余生を送ること。そんなある日、平和なはずの村で惨殺死体が発見される。しかし平穏に暮らしていきたいだけのイリエは真相究明に後ろ向きで、若い部下が捜査に意欲を見せると、それを咎めようとする始末。しかしそんな時にイリエの部下が誰かに暴行を受けて重症を負うことになり、それをきっかけに自ら事件の真相に迫る様になる。が、そんなイリエの前に、次々と村の不都合な真実があぶり出されていくのだったが…。
この映画は怠惰な村の警察官を主人公にして、着任したばかりのヤル気まんまんのクリストファー・リーブ似のイケメン警察官との対比が見事で、カメラものどかで美しい風景と生臭い事件の対比をとらえていてこれも見事。
残念なのは結末、時間の経過とともに段々と盛り上がるが、最後はハリウッド映画の娯楽的結末に慣れた身としては少々芸術的過ぎて、、、
先日師匠と夜会をした時に紹介された「恋人たちの予感」と言う映画、本日鑑賞。
喜劇との触れ込みで観てみたらコメディタッチのラブ・ストーリで、最後までみたらとても面白い画だった。
(前半は少しダルイ)
何よりもメグ・ライアンとビリー・クリスタルの二人の上手い演技、そして洒落た会話(これがコメディタッチで結構笑える)、良く出来た映画の見本の様な作品。
さてこれの原題は「ハリーがサリーに会う時」(直訳)、これが「恋人たちの予感」となるのは如何なものか、相応しい邦題をつけるとしたら「ハリーの災難」と、これはかぶるから「ハリーとサリー」かな。
〔内容〕
初対面で最悪の印象を互いに持った二人が、5年の間をおいて都合3回の出会いをし、“男女の間に友情は成立するか”という命題に苦悩しつつも行くとこまで行ってしまう。それでも友人関係でいようと決心する二人の行く手に、、、、
なおこのタイトルでは勧められない限り観ることが無い映画、と言う意味でも良い映画を観た。
これまでビリー・クリスタルの映画はあまり観ていないが、この先少し掘ってみようかと思う。