NHK人形劇の系譜、「宇宙船シリカ」「チロリン村とくるみの木」「ひょっこりひょうたん島」「人形劇三国志」「新平家物語」そして「新・三銃士」。どれも時代を代表するTV番組で子供から大人まで幅広い層に指示されて来た様に思う。
さて、先日「新・三銃士」を1話から39話まで見た。(残念ながら最終回40話は見損なった。)
三谷幸喜脚本のこの人形劇は、特筆すべき点が多々ある。
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・個性的な人形と洒落た台詞が大人向けのエンターティメントになっている。
(子供にはちと難しい)
・「三国志」並みの人形劇スペクタクル。 (三国志はすごかった!)
・なじみの無い中世のフランスという舞台を、かなり身近にしてくれる工夫が随所にある。
・この手の物語につき物の色恋沙汰をさりげなく混ぜ込んでおり、
それが三角関係であったり不倫で有ったりするところが面白い。
(この番組はNHK教育の開局何十周年記念番組らしく、この内容はとても皮肉)
・ここのところ見損なっていた三谷さんの価値を再発見。
(この人は大河ドラマや大きなスクリーンは不向きなのでは、、、)
NHKは期待しないでいるとたまに掘り出し物に出くわす。
過去の掘り出し物
「タイムトンネル」「プリズナーNo.6」「サンダーバード」「刑事コロンボ」「人形劇三国志」等々