本日は池袋まで足を伸ばして気楽なアクション映画二本を鑑賞。
どちらも退屈はしないがビックリするほどでも無い面白さ、まさに今様のアクション映画。
[アウトバーン]
ドイツ映画なのでこんな邦題が付いたろうけど、原題は”衝突”。
ともかくカーチェィスがてんこ盛り、それも高級な欧州車なんで観ていて勿体無い!と言うのが素直な感想。
ベン・キングズレーとアンソニー・ホプキンスが唯一知っている役者で二人とも怪演。
天才的腕を持つ自動車泥棒の青年、ケイシー。アメリカからドイツへと渡った彼は、マフィアを率いるゲランのもとで働いていた。彼はそこでアメリカ人女性ジュリエットと恋に落ちる。しかし彼が裏社会から足を洗おうと決意した矢先、ジュリエットに重い病気が判明、高額の移植手術が必要になる。そこで大金を稼ぐためにゲランの計画に乗り、麻薬王ハーゲン・カールがチリから密輸した膨大なコカインをトラックごと強奪するという危険なミッションに挑むケイシーだったが…。
丁寧な作りのクライムサスペンスでそれなりのどんでん返しもある。
[メカニック:ワールドミッション]
相変わらずのジェイソン・ステイムサムが絶対的な強さを見せつけるアクション映画、でもステイムサムもそろそろこんな映画から足を洗った方が良い様な優しい顔つきになった。
この映画に”トランスポータ何とか”というタイトルをつけなかった点は褒めたい。
精密で正確な仕事ぶりで“メカニック”と呼ばれた凄腕の元殺し屋ビショップ。今は裏社会から足を洗い、リオデジャネイロで平穏な日々を送っていた。そんなある日、幼少期から暗殺者として一緒に育てられた男クレインからの依頼が舞い込む。彼はある事件がもとでビショップへの憎しみを募らせる因縁の相手でもあった。依頼を拒絶して、タイに身を隠すビショップだったが、何の罪もない女を人質にとられてしまい、やむを得ず依頼を受けることに。しかしそれは、武器商人として世界を裏で操る3人の超大物フィクサーを暗殺するという、あまりにも危険で困難なミッションだった。
どこかで観た顔だと思ったらダークエンジェルのヒロイン(ジェシカ・アルバ)だった、こちらは良く知ってるけど向こうは多分知らないだろうと思う。
どちらも昨年ロードショー公開された映画なので二本立て観れるのは良いが、たいして好きでも無いのが二本続くとつらいものがある。
さてこの映画館は爺たちの集会の様に込み合っていて、この手の映画館(名画座)の重要が大きいのを感じる。
当方と同じ様に映画館で映画を見ると言う当たり前の面白さに気が付いた人々が増えているのかも知れない。
ちなみにここの映画館はスクリーンがそこそこ大きくて音響も良い。