久しぶりにメル・ブルックスのおバカ喜劇を見た。
予備知識は「スター・ウォーズ」のパロディとだけで製作年代やら監督・主演も全然知らずに日曜の昼下がりをゴロゴロとながら見。
所が突然知った顔が出てきて「メル・ブルックス」に似ているなぁとか思いながら見続けると、まごうこと無きメル・ブルックス的なおバカ喜劇で、懐かしいやら嬉しいやら。
映画の内容はともかくスター・ウォーズのパロディに他のSFのパロディシーンを織り交ぜたもので、ラストにそれが集中するといった具合で普通にダメ出し映画だとは思う。
〔内容〕
遥か銀河系の彼方。悪しきスペールボール星のスクルーブ大統領は、薄くなってしまった星の大気を補充するため、近隣の星から大気の奪取を画策する。
そして、その標的となった星で大気の権限を持つローランド王とその娘ヴェスパ姫が誘拐されてしまう。だがある時、姫は隙をみて逃走。王は流れ者の船長ローン・スターと愛犬バーフに娘の救出を依頼する。ローン・スターたちと姫は、スペースボール星人の執拗な追跡を何とかかわし続けていくのだが…。
(出典:全洋画オンライン)
最後にはジョン・ハートとシガニー・ウィーバー似の二人が例のパロディ(お腹を突き破る)を演じたり、砂浜に突き刺さった自由の女神(風)の残骸に驚く馬に乗った猿人とか、結構楽しいんだけれども筋立てが「スター・ウォーズ」だから何ともしようが無い(残念)。
この手の喜劇では「ギャラクシー・クエスト」が最高に面白かった。