権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「渚にて」

2013-11-17 20:57:01 | 映画

この映画で記事を書くのは2回目だと思う。
でも昨日記事を書いていて、この映画を是非再登場させたくなった。
映画「渚にて」は1960年代初めの傑作映画で、この映画は小説を読んだ後でのTV名画劇場での鑑賞となった。当時はズタズタにカットされた90分位のTV映画で、じっくりと鑑賞したのはDVDでの鑑賞で、つまり10年位前のこと。

この物語は”潜水艦”が主な舞台となること、SFそれも1960年代に大流行りの最終戦争テーマであったこと、加えて”社会派映画”であったこと、等々から個人的にはDVDソフトを買う程に好きな映画である。
この当時はこのテーマで、「未知への飛行」、「博士の異常な愛情、如何に~」とかの名作が目白押し。

さて、この名作「渚にて」、中学3年の時に担任(確か大場先生とか、酒が飲めない九州男児だったかの様な)から、「第三次世界大戦の結果、アメリカの潜水艦だけが生き残り、、、」などと言うプロットをどういう経過だったか聞き及んで、是非ともこの話を読んで見たいと念願。
当時SFの冥府魔道の入り口にいた紅顔の美少年は、ネビル・シュートの「渚にて:創元推理文庫」を読むことになった。 最初は苦労して無理して読んでいたが、後半以降は見事に物語に入り込み、大変に感動した記憶がある、
TSエリオットの詩が本の頭に書いてあった、”このいやはての渚に集う、なんたらかんたら”。

さて、この映画「渚にて」、「未知への飛行」そして「博士の異常な愛情、如何に私は水爆を愛する様になったか」の三作、見ていない人は幸せ、何故ならこれからたっぷりと楽しめるのだから。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 横浜から東京までを歩く(22K... | トップ | K氏を囲む会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事