昨日仕事を抜け出して観た「9人の翻訳家」、前振りをみれば相当に面白そうだったが、実はそこそこ面白いだけの外れ(スカ)だった。
原因は簡単で、時間を前後する演出に追い付いていけなかったことや、最後の結末からストーリを組み立ててるのが'見え見え'で少々鼻に突いたこと。
加えて悪役が悪役らしくピストル振り回したり安易に殺人したりとか等のキャラ造りも少々気に入らない。
この映画、編集をやり直したら化けるかも知れない。
〔内容〕
世界的ベストセラー『デダリュス』3部作の完結編『死にたくなかった男』の出版権を獲得した出版社社長エリック・アングストロームは、世界同時出版することを大々的に発表する。
さっそく各言語の翻訳者9人がフランスの豪邸に集められ、一斉に翻訳作業を始めることに。しかしそれは、情報流出を防止するため、携帯やPCなどの通信機器を没収された上、広大な地下室に監禁され、完全監視の中で行わなければならなかった。
ところが、そんな厳重な漏洩対策が施されていたにもかかわらず、ある日ネットに作品の冒頭10ページが流出する。そしてアングストロームのもとには“24時間以内に500万ユーロを払わなければ、次の100ページも公開する”との脅迫メールが届く。ごく限られた者しか原稿にアクセスできないことから、翻訳者の中に犯人がいると確信し調査に乗り出すアングストロームだったが…。
近頃はハリウッド的アップテンポのアクションやらSFは気に入らないし、本作の様に知能的な技巧を凝らしたのにはついて行けてない、視力と同様に段々と嵌るジャンルが狭まってるかもしれない。
【公式】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』2020年1月24日(金)公開/本予告
PS: 今面白いのは「桜を見る会・合同追及本部」のyoutube閲覧。
毎回非常に勉強になります。
・なるほどこういう言い訳の仕方があるのか (本当に頭の良い人たちだ)
・なるほど嘘のつき方もこんな言い回し方があるんだ (本当に頭の良い人たちだ)
・真面目に嘘を言い訳する官僚はつらそう!、こんなのはどんだけ給料良くてもやだ (あたしゃ根性が無い)
・嘘がまかり通る世界(国)になってしまうかも知れない、という責任は到底負えない (ある意味責任感の強い人たちだ)
やっぱり面白い!
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