最後のツアーバス

今日がツアーの予約が最後。
これで腕に怪我を少しぐらいしても契約違反の心配は無くなる。
それほどプレッシャーがかかっていた。
ほかのスタッフが蕎麦を打てるといいのだが。
そして今日から新蕎麦になった。
香と旨みが強く凄く感動している。
緑かかった蕎麦は粘りも強く弾力もある。
明日は新そばの旗を作って店の前に出そうかと思っている。
雲が少なくなって青空が綺麗になり新雪が輝いている。
素晴らしさの後はきびしい白の世界が待ってるだろうが今はこの恵みを楽しもう。
ツアーの人たち伝え忘れた事がある。
紅葉見に来られたのだが、秋の山の香や、空気のすがすがしさや、落ち葉の落ちる音なども今度は楽しんでと。
晴れた日の落ち葉を踏みしめる騒々しい中にも寂しさがどこか漂う魚沼の秋や雨の日の鮮やかな色と、霧湧き雲流れる幽玄の世界を。
桜も梅も一緒に咲く素晴らしい春を見に来てくださいと。
蕎麦一杯食べて貰う為の大騒ぎが終わった。
昨日の最後の送迎は入広瀬、これからは長岡まで送る。

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