彼岸の淡雪

前夜　雪がちらついたので少し心配していた。
またいっぱい雪が降るだろうかと、けど朝見たら薄っすらと、積もってるだけで、
よく親達が言っていた彼岸の淡雪でした。
今日は三役こなさないといけないので、これから蕎麦を打って、市場に行き、
葬儀の運転手をしなければならない、若手二人が休みだから、ピザもパスタも
作らなければ、それに新潟一番の放送もある。
最後の骨拾いも終わり、自宅に送る時に、施主が隣に座り私にいった。
料理は皆美味しかったよ、特に蕎麦が絶品だった。
魚野川に頼ん　
で良かった。
本当に嬉しかったけど、今ブログを書いていて思いついたんだけどーーはんぶんは
お世辞だなと、でも嬉しい。
るるぶの取材が遅れて、そしてテレビが放映され、夕方　皆一緒になってしまった。
今年の勝負おにぎりは、魚沼コシヒカリハモンセラーノ　　セリ入　りブラックペッパー
カメラマンはうまいと絶賛してたけど、少し違う。
ハムの個性が強すぎ、コシヒカリと仲良くさせるには、ミネラルウオター　
醤油　緑川本醸　ホールペッパー４粒押しつぶして　梅干小１個　何かのハーブ少々を漬け込んで、それを少しハムにまぶせば良いかな？

雨の日曜日

朝から雨、除雪隊ものんびり朝食を摂って、一緒にお茶を飲んだ。
今日はお彼岸で、雨模様だからお客さんはきっと少ないと思う。
市場が休みだけど、明日お葬式の御斎料理の注文を頂いたので、
仕入れにいった。
その前に関工務店の皆さんがイロリの部屋の板戸の修理に来てくれた。
前日　宴会の準備をしている最中に突然に板戸が外れて、皿や、コップの
上に倒れてしまったからだ。
安普請だからどうしょうも無い。
バイトの人達を大目に頼んでいたので、明日の仕込にも大分手が回り
昼寝が出来た。
夜は予約が二つ、昼は雨が雪に変わったけどかなり来客が有り、宴会の人も
早めにかえったので、久しぶりにビールを飲みながらウルルン滞在記を見ようかな。
明日るるぶの取材があるので、スペインの生ハム、ハモンセラーノと山菜の
おにぎりを提案しょうかと考えている。
二つ有る取材のうち一つは魚沼コシヒカリがらみだから。

霧の夜明け

濃い霧で、遠くが見えない。
きっと朝日が昇って来ているんだろう。
近くのプルーンの木も少しかすんで、雀のペアーも来ていない。
段々と朝日が感じられる様になって、遠くの柳も薄っすらみえてきた。
毎日　日経のチンギス・ハーンを読んでいるが、今日の主人公の言葉は
心を動かした。
　　　安定は夢を生まない。
もう第三の人生出発して、多くの人々から応援を頂き、見た目は順調な滑り出し
をしたけど実態は今日の朝の様だ。
若いスタッフも増えた。
これからもっと店に人に磨きをかけて、私は荒野の夢を集めに歩きだそう。
じっくり石橋をたたきながら　　爺の荒野を！　　
市場に仕入れに行き、キャベツ二箱　土葱十三束　大葉二枚　せり　パイン
キュウイ　ほうれん草一箱　米ナス二箱
パインとキュウイは市場の残り物　煮てジヤムに米ナスはさっと油で揚げて
その上に和牛のころころステーキをのせる。
幕張でイチゴ業者から買った、冷凍イチゴ１５キロを鍋で煮てジャムを造り
デザートに使う。
凄いものです、ど田舎の食堂がエジプトの苺を、直接エジプト人に、
注文する時代が来たのです。
お店は土曜日の割りにお客さんが少なかった。
今日からつるつる麺のパスタになる。
きょうお客様で凄い方がいらした。
ずーとフレンチのシエフを遣っていた人だった。

魚野川春一番

テレビ新潟の取材がある。

この前タウン誌に載った、フキノトウパスタの番組を作りたいので、フキノトウを
採るところから遣りたいとの希望だったので、米山インター出口で待ち合わせることにした。
急いで蕎麦を打ち、そして市場の仕入れ終わらせ、雨具をつんで和南津橋を渡ろう
と、川面を見れば、風雨中、大洪水になっていた。
大きな雪の塊がどんどん流れて、冬の古いミズゴケを流し、
川の中をすっかり掃除して、眠ってる魚達を起こしまくってる。
きっと、魚野川の春一番だーと自分で納得しながら、米山に急いだ。
出口に着くと、カメラマンとデレクターが待っていた。
見慣れた車があるので、付近を見回すと斜面に小宮さんがいたので、
携帯で呼びかけると、なぜ分かったのかと、感心していた。
山の中の物を見るプロだ物当然さ！
ＮＧ無し！
３０分で終わり、山人参と、ヨモギ、キクサキイチゲの花を採って、１時３０分
に魚野川で、集合と言われて、急いで店に帰った。
１２時３０分に店に着いたら、皆がてんてこ舞いをしていた。
お昼に予約が二つあったから当然のこと、手伝っているともう１時３０分になって
デレクターが着てしまった、簡単な打ち合わせをして、パスタを作って
収録終了。
月曜日　放送予定
夜二つ予約があるけど、スタッフが皆風邪気味で心配。
待望のつるつるパスタの部品が来た。

住めば都

目覚まし時計が鳴る前から起き出した。
ラーメンのスープストックが無くなっていたからだ。
災害の後、神様に一人誓った事が有った。
ラーメンを嫌がらず、真面目に一生懸命に作りますと！
実際、いいラーメンを作るのは並大抵ではない、素材を入れて、煮込み
その間、やく6時間もあくを取り続けなければならないし、素材によっては
煮込む時間が違うので、まるで幼児を育てるように、気を使いながら、
スープが出来るのをまっているのだ。
そんなにしてもまだ納得の行くスープが出来たことがない。
急いで蕎麦を多めに打ち、明日のTV取材のため、フキノトウが収録できる場所を
探しに出かけたけれど、海まで雪が降り積もっていた。
二　三カ所見つけて店に戻ったら、丁度、デレクターから電話が有ったので、
米山インターの出口で待ち合わせる事にした。
その他に、るるぶの編集者二人から電話が有り、六月一日発売の新潟佐渡の雑誌
二箇所に記事を出すから取材に二回行くよと言われた。
本当に有りがたかった。
今日は酒を控えて早めに寝よう。

帰ったら大雪

朝5・30分に親方の店を出て、タクシーで恵比寿、東京駅と急いで回った。
今回鍵を持っているのは、ぼくたち２人だけで、2人が鍵持ってるから
先に店に行かないと、開店が出来ない。
店を出る時にまだ大きい満月が見えた。
三国のトンネルを越えても快晴で山々が輝いていた。
やっと自分の世界に戻ってきた。
小さい大冒険だった。
急いで、除雪、仕込み、営業、晴れているからお客さんは大勢来た。
日記を書いて、幕張で仕入れた情報で、オーダーを出した。
それから食事、あまり眠いので5時まで昼寝、
けど5時には予約のうちの一組が来る。
お客さんを送ろうと運転席に座ったら、いつもの関さんが、最後は入広瀬と
言った、、、、今日の予算は　1500円なのに!!　　お一人様！！！！！！！
悪魔　鬼　　ウウウーー
しょうがないので、前に積み立てていた、お有難うカードを笑顔でマイナスに
しておいた。
人生しょちゅう　色いろ?
今日もウちゃんと目イッパイ飲んじゃった。　

おら東京さ来たどー

朝　7時の新幹線に乗って幕張メッセのフーデックスにいった。
風邪気味で、あまり行きたくなかったけど、前から予定していたのと、
板長とひろちゃんが楽しみにしていたので、決行した。
世界77カ国からあらゆる食品が出展される。
今回とくに見たいものが無いが、デザート用のイチゴと、
輸入豚肉そして、
チーズがみてみたかった。
夕方、親方の店にいき、TV関係者と一緒に、中華料理の店に飲みにいった。
15年前に1度行った事があった、前と変わらず色々と、
日本料理やイタリヤ料理を意識した、研究された料理だった。
ななかまどに帰り2次会を遣ったが、幕張で色々と、試飲したのと、
風邪でゼッ不調、3人でそのまま親方の家にとまった。

春の大雪

朝起きてまず驚いた。
20cmぐらいの積雪があった。
除雪隊の朝食数が増えると、とっさに考えて
調理室に急いだ、心配は的中、研いだ米が無かったのだ。
それに何人来るか分からないので、基地に電話するけど誰もでない。
いつもより少なく米を研いで、冷凍うどんを出してきて、うどんとご飯で
何とか凌いだ。
結局、33センチの降雪があった。
予約が無かったので市場には行かなかった。
けれど最終的には、３つの予約で埋まった。
そのうちの１つは、自分の会の役員会をした。
他店の候補が2つ有ったけど留守で、予約が取れなかったので、自分の店に
引っ張ったからだ。
自分の好きなツマミで酒を飲みたかったからだ。
アワビの踊り焼き　ペペロンチーノ　黒毛和牛A-5 etc
また飲みすぎ
明日は東京へいくべ～
今週もまた忙しい、何処かのTV局がパスタの取材に来るからだ。

二郎さんの手打ち蕎麦

朝から久しぶりの雪が降ってきた。
除雪隊のご飯をだしてから、お茶を飲んでると、
二郎さんから電話が掛かってきた。
恒例の手打ち蕎麦を遣るからこいとの事であった。
日曜日で朝から、3組の予約があって、予定が立たなかったので
午後からいくといっておいた。
一般のお客さんの座る所は２０席ぐらいしかないので、座れない方が、
続しつして行列の出来るお店に成ってしまった。
二郎さんの所へ行かなかったの蕎麦を届けていただいた。
山芋とフノリと強力粉の力強い蕎麦だ。
それから塩沢の高千代酒造に料理を届けに行った。
蕎麦と猪汁を持って。
災害の時、京都高千代会の人達からお見舞いを頂、そのお礼を兼ねていた。
運転手付だったから当然浴びるほど飲んだ。
　　　

やりイカを買った

今日は晴天、すばらし天気だ。
深呼吸をすると、なつかしい春の匂いがする。
雀が求愛の,ダンスをしている。
魚市場で赤カレイと、地ダコ　地鯛　羅臼のタラを買った。
そして、殻付ホタテと、ヤリイカを買いながら、炭焼きに使おうと、
わざと、聞こえる様な呟きをしたら、梅野屋さんが、勿体ねえ、ヤリイカは
刺身だこっつおと、乗って来た。
当然、刺身に使い、足はピザのシーフードのトッピングの増量材に入れる。
土日祭日は得丸定食　880円の値段で刺身と天婦羅つけてやっている。
超安　普通は値段をあげる場合だが、お客さんに喜んでもらうのが最優先と、
考えている。
今、一品をいっぱい食べる時代ではないと、思う。
刺身少し　天婦羅少しで喜ばれている。
いつも天婦羅油は温まってるし、刺身もすぐ切れ、3分ぐらいで提供出来る。
お昼過ぎにチエンソウーの目たてをしてからご飯たべた。
そしたら苦しくて、立っていられなくなり寝てしまった。
いろいろ薬を飲んだらようやく夕方起きられた。
もう、料理も出ていてお客さんも揃っていた。
今日もさけと、夕食は休み、そして早く寝ることにする。