強風による砂塵でらっきょうが埋まってしまいました。5㎝以上の砂塵がらっきょうのマルチの上に乗っていました。
土を取り除き追肥しました。土被ってたところが軟白化してしまいました。
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ネームプレートは皆さんいろいろ工夫されているのでびっくりしました。自分はいつも百均でこんなのを買ってきて
使い捨てにしていました。10年間で1万円くらい使っていますかね。まさかパイプフィニッシュ加熱再生ができるなんて。
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昨日に続き小難しい発芽メカニズムに基づく野菜作り第一歩目の作業です。自分もリーマン卒業後1年
にも満たないド素人ですので、確認のための記録でもあります。興味のある方はどうぞ。
発芽の3要素は水・適温・酸素ですが、発芽の前に発根の重要性を植物対話農法では重視しています。
根には太い根と毛細根があり働き方が違います。太い根は浸透圧で水分と窒素を吸い上げ、毛細根は
イオン交換でミネラル成分を吸収する役目と先端でサイトカイニンという細胞分裂を促進させるホルモンを
生成するという二つの働きをします。
植物の成長には栄養成長といういわゆるグングン育つ成長と生殖成長、いわゆる種を作る、つまり成長を
止める成長の2種類があり、それを制御しているのが植物ホルモンなんですが、サイトカイニンは成長させる
ために最も重要なホルモンです。
従って、根、特に毛細根の発達していない植物は絶対に健康には育ちません。そこをクリアするために大事
な事が毛細根をいかに増やしてやるかというポイントです。毛細根を作るエネルギーは種の中に蓄えられている
デンプンが酸素と水の働きで糖に変えられて得られます。その新陳代謝を活発にさせるのが種による物理的
吸水です。自然界では地面からゆっくり吸水し春の温度上昇を待ちます。種袋の種はその過程を得ないので、
浸種によって物理的吸水を補助してやるわけです。撒いてからたっぷり水をやれば同じと考えがちですが、
適量水分は下の穴からしみ出ない程度かつ朝やって夕方表面が乾くくらいです。それを管理できないと
徒長させてしまう危険性が急激に高まります。徒長は3歳児を肥満児にしてしまう事と一緒。取り返しの
つかない大失敗です。ですから播種・育苗は野菜作りの最重要過程と考える必要があるのです。
浸種の方法です。
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ネット袋なんてないのでお茶パック。密閉袋はもちろんジップロック。
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油性マジックで名前を書いて、ついでにプレートも用意して。期日は裏面に。
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種の選別。大きい種の方が胚が大きくデンプン量も多いので優先選択。
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アブラナ科は量もたっぷりなのでザっと選別。でも、間引き前提で蒔いたら毛細根が発達している苗ほど
子葉が小さいので注意が必要。ほとんどの方が大きい方を残してしまい優良な苗を間引いてしまうので。
毛細根を発達させている苗は養分を葉に回せないので子葉は小さいです。しかし、毛細根がサイトカイニンを
大量に供給するのでやがて格段の勢いで成長を始めます。
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清潔な水に浸けてしばし放置。
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見た目は汚いが、実は農衣用二層式洗濯機で洗ってある雑巾を湿らせてジップロックに入れ空気を抜いて密閉。
ハウスだと朝凍るから家の下駄箱で播種を待ちます。
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ということでここまで丁寧な浸種は初めてですがマニュアル通りにやってみました。
家庭菜園用の播種なので少量多品種で挑戦です。
土を取り除き追肥しました。土被ってたところが軟白化してしまいました。
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ネームプレートは皆さんいろいろ工夫されているのでびっくりしました。自分はいつも百均でこんなのを買ってきて
使い捨てにしていました。10年間で1万円くらい使っていますかね。まさかパイプフィニッシュ加熱再生ができるなんて。
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昨日に続き小難しい発芽メカニズムに基づく野菜作り第一歩目の作業です。自分もリーマン卒業後1年
にも満たないド素人ですので、確認のための記録でもあります。興味のある方はどうぞ。
発芽の3要素は水・適温・酸素ですが、発芽の前に発根の重要性を植物対話農法では重視しています。
根には太い根と毛細根があり働き方が違います。太い根は浸透圧で水分と窒素を吸い上げ、毛細根は
イオン交換でミネラル成分を吸収する役目と先端でサイトカイニンという細胞分裂を促進させるホルモンを
生成するという二つの働きをします。
植物の成長には栄養成長といういわゆるグングン育つ成長と生殖成長、いわゆる種を作る、つまり成長を
止める成長の2種類があり、それを制御しているのが植物ホルモンなんですが、サイトカイニンは成長させる
ために最も重要なホルモンです。
従って、根、特に毛細根の発達していない植物は絶対に健康には育ちません。そこをクリアするために大事
な事が毛細根をいかに増やしてやるかというポイントです。毛細根を作るエネルギーは種の中に蓄えられている
デンプンが酸素と水の働きで糖に変えられて得られます。その新陳代謝を活発にさせるのが種による物理的
吸水です。自然界では地面からゆっくり吸水し春の温度上昇を待ちます。種袋の種はその過程を得ないので、
浸種によって物理的吸水を補助してやるわけです。撒いてからたっぷり水をやれば同じと考えがちですが、
適量水分は下の穴からしみ出ない程度かつ朝やって夕方表面が乾くくらいです。それを管理できないと
徒長させてしまう危険性が急激に高まります。徒長は3歳児を肥満児にしてしまう事と一緒。取り返しの
つかない大失敗です。ですから播種・育苗は野菜作りの最重要過程と考える必要があるのです。
浸種の方法です。
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ネット袋なんてないのでお茶パック。密閉袋はもちろんジップロック。
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油性マジックで名前を書いて、ついでにプレートも用意して。期日は裏面に。
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種の選別。大きい種の方が胚が大きくデンプン量も多いので優先選択。
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アブラナ科は量もたっぷりなのでザっと選別。でも、間引き前提で蒔いたら毛細根が発達している苗ほど
子葉が小さいので注意が必要。ほとんどの方が大きい方を残してしまい優良な苗を間引いてしまうので。
毛細根を発達させている苗は養分を葉に回せないので子葉は小さいです。しかし、毛細根がサイトカイニンを
大量に供給するのでやがて格段の勢いで成長を始めます。
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清潔な水に浸けてしばし放置。
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見た目は汚いが、実は農衣用二層式洗濯機で洗ってある雑巾を湿らせてジップロックに入れ空気を抜いて密閉。
ハウスだと朝凍るから家の下駄箱で播種を待ちます。
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ということでここまで丁寧な浸種は初めてですがマニュアル通りにやってみました。
家庭菜園用の播種なので少量多品種で挑戦です。
農業も化学なのですね~
そうやってしっかり管理と学習すると失敗はかなり減りますよね。
間引きは、まあちゃんのお陰で大きな物収穫して次々育てるの真似してたから、ひょっとしたら良い方法が科学的根拠もあったのカモ?
ネームプレートも大量に必要でしょうかから、
PCで大量に作ってカットでも良いカモですね。
家庭菜園ではそんなに大量に必要無いので、プレート作って手書きで十分ですが・・・
色々研究されてますね!!
発芽するまで気が気ではありません!(^^)!
ネームプレート・・同じ物使ってます~♪
アタシも100均のネームプレート使ってますが、養生テープを張ってから文字入れして、テープ張り替えて再使用してます。
パイプフィニッシュ加熱再生は初耳です!
タネの発根、いつも濡らしたキッチンペーパーに雑に
タネ並べてるだけでした、今度からマニュアル通りにやってみます!
して採種し繋いでいくのは最も正しい方法ですね。
それでもメンデルの法則で劣性遺伝が生じますから毎回
選択していく気配りが必要ですが。昔の人は経験値で
正しい方法を見つけ伝承してきたのだからとてもエライ
ですね。
PCでのプレート製作はこのはさんから初めて教えて
もらいました。節約するところはしっかり節約して買う
べきものはガッツリ買う。その姿勢は見習うべきものが
多いです。
人間はその環境を作ってやればいいんだと良く言います。
確かにその通りだと思います。そのためには植物の
要求を聞いてやらなくてはなりません。相手はしゃべって
くれないので観察することでそれを理解する。
そこを追及すると私が紹介しているような理由が見えて
来ます。私は安全な食糧自給を少しでも増やせるよう
知った事をご紹介していくだけです。^^
が傷むので発根前に取り出して播種する必要があります。
野菜によって、また時期によって浸種期間が異なるので
得ている情報の範囲でまたご紹介します。
養生テープはいい方法ですね。ある程度成長する
までの時間だからそれで十分です。
Heyモーです
野菜のネームプレートはやはり100均で長めのものを買ってきて半分に折って名前を記入します
使ったものは洗ってからマニュキア落としで油性の文字を消去で再利用しています ずっと使えます
<播種・育苗は野菜作りの最重要過程>
なるほど
興味を持って読ませていただきました
ありがとうございます
ました。なんどか紙やすりで再生したことはありますが。
今後は再生が増えると思います。
最高級品質の野菜作りを目指すための専門的な
手法ですからそこまでの必要がない場合は面倒以外
の何物でもありません。知っておいても損はありませんがね。
私は今後品質で競争力を得られるような野菜作り
を目指したいので、よりよい方法にはどん欲になりたい
と思っています。あくまでも先行投資リスクの低い方法
に限りますが。^^
ただ気にしておいていい事は、根の強い野菜苗を
育てる技術は減農薬栽培への近道になるという事
ですね。低硝酸野菜作りの原点なんです。