ご存知だろうか? この世界にこのような芸術家がいることを・・・
彼の名はミロスラフ・ティッシー 1926年チェコ生れ。
反社会的思想家として何度も投獄されたり、精神病院へ隔離されたりしながらも
彼独特の描写で女性の盗撮を、あるいは盗撮もどきを撮り続けた人。
ホームレスのようなボロボロの服を着て、虫も寄り付かないようなガラクタで手作りしたカメラを持って、
ひたすら女性を撮影する。そして印画紙の屑に缶詰の空缶と老眼鏡のレンズで手作りした装置で
現像した写真を焼き付ける。そして無造作に放置する。
その彼がある年、フランスのアルルで開催される世界で最も有名な写真展の一つで
グランプリを獲得した。そして世界の注目する芸術家となった。まるっきりお金のない、
およそ世界の中で最も貧しく、その姿を見ただけでありとあらゆる女性が逃げ出すような
写真家が、作品で世界のハートをしびれさせたのである。
汚い写真である。カメラ目線なんてない。キズだらけだしピンボケ出し、破けた印画紙の
隅に焼かれた上に雨風に打たれ、陽に焼かれたゴミ屑のような写真である。
彼の事を教えてくれたのは写真家であり、編集家の都築響一(つづききょういち)氏。
大手紙問屋が丸ビルで開催したペーパーショーでの公演。
彼はM.ティッシーのように最も底辺にいるような芸術家でも、その燃えるような芸術への探求は
どんな高性能なカメラで撮影した写真でも勝てないほどのパワーを持っていると評する。
またそれを評してのグランプリだったというのだろう。
それではそのミロスラフ・ティッシーの驚きの世界から何点かお見せします。
写真はすべて彼にまつわる世界中のブログ等からお借りしたものです。
尚、カーソルを写真に合わせると原寸写真か大きくなるかが分かります。
もちろん作品にはタイトルもへったくれもありません。
ご自分で命名してください。「お尻」とか「顔なし自転車」とか・・・(笑)
![原寸です。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/bf/156eaa65c2c23c95566a6ce1ceb414c3.jpg)
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![原寸です。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ad/a7d8727445fd29e1ba4afd4f4d090a0f.jpg)
![原寸です。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f5/bee3d09ee49dc27351f4ea6589e84a69.jpg)
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いかがでしたか? すごい世界でしょう。
最後に彼と彼の手作りカメラに登場してもらいましょう。これがまたすごいんです。
![ミロスラフ・ティッシー クリックで大きくなります。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d2/e7c9ae5a7f3e049871ba3edbeae8d25d.jpg)
カメラはブリキの屑や糸巻き、ダンボールの筒、コールタールなどでできています。
望遠レンズも盗撮の必須アイテムですが、長めの筒に老眼鏡のレンズをつけたものだということです。
これでも写るんですねぇ。都築さんも言ってましたが、画素数もへったくれも芸術的な叫びの前には
まったく無力にされてしまうんですね。
![ミロスラフ・ティッシー手製のガラクタカメラ。クリックで大きくなります。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/84/9f778ce66e32a9e68b7ab352db06ca36.jpg)
尚、M.ティッシー氏がどんな偉才かは別にして、盗撮を容認するものではありません。少なくとも現代の日本においては。
フランスやチェコの文化は知りませんが、あちらではこの程度の行為は犯罪扱いにはならないのかもしれませんね。
あるいは偉才だからこそ容認しているのかもしれませんが。ちょうど数人殺せば殺人鬼、千人殺せばヒーローであるが如くに。
あちらは庭先通信、モッコウバラです。
彼の名はミロスラフ・ティッシー 1926年チェコ生れ。
反社会的思想家として何度も投獄されたり、精神病院へ隔離されたりしながらも
彼独特の描写で女性の盗撮を、あるいは盗撮もどきを撮り続けた人。
ホームレスのようなボロボロの服を着て、虫も寄り付かないようなガラクタで手作りしたカメラを持って、
ひたすら女性を撮影する。そして印画紙の屑に缶詰の空缶と老眼鏡のレンズで手作りした装置で
現像した写真を焼き付ける。そして無造作に放置する。
その彼がある年、フランスのアルルで開催される世界で最も有名な写真展の一つで
グランプリを獲得した。そして世界の注目する芸術家となった。まるっきりお金のない、
およそ世界の中で最も貧しく、その姿を見ただけでありとあらゆる女性が逃げ出すような
写真家が、作品で世界のハートをしびれさせたのである。
汚い写真である。カメラ目線なんてない。キズだらけだしピンボケ出し、破けた印画紙の
隅に焼かれた上に雨風に打たれ、陽に焼かれたゴミ屑のような写真である。
彼の事を教えてくれたのは写真家であり、編集家の都築響一(つづききょういち)氏。
大手紙問屋が丸ビルで開催したペーパーショーでの公演。
彼はM.ティッシーのように最も底辺にいるような芸術家でも、その燃えるような芸術への探求は
どんな高性能なカメラで撮影した写真でも勝てないほどのパワーを持っていると評する。
またそれを評してのグランプリだったというのだろう。
それではそのミロスラフ・ティッシーの驚きの世界から何点かお見せします。
写真はすべて彼にまつわる世界中のブログ等からお借りしたものです。
尚、カーソルを写真に合わせると原寸写真か大きくなるかが分かります。
もちろん作品にはタイトルもへったくれもありません。
ご自分で命名してください。「お尻」とか「顔なし自転車」とか・・・(笑)
![原寸です。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/bf/156eaa65c2c23c95566a6ce1ceb414c3.jpg)
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いかがでしたか? すごい世界でしょう。
最後に彼と彼の手作りカメラに登場してもらいましょう。これがまたすごいんです。
![ミロスラフ・ティッシー クリックで大きくなります。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d2/e7c9ae5a7f3e049871ba3edbeae8d25d.jpg)
カメラはブリキの屑や糸巻き、ダンボールの筒、コールタールなどでできています。
望遠レンズも盗撮の必須アイテムですが、長めの筒に老眼鏡のレンズをつけたものだということです。
これでも写るんですねぇ。都築さんも言ってましたが、画素数もへったくれも芸術的な叫びの前には
まったく無力にされてしまうんですね。
![ミロスラフ・ティッシー手製のガラクタカメラ。クリックで大きくなります。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/84/9f778ce66e32a9e68b7ab352db06ca36.jpg)
尚、M.ティッシー氏がどんな偉才かは別にして、盗撮を容認するものではありません。少なくとも現代の日本においては。
フランスやチェコの文化は知りませんが、あちらではこの程度の行為は犯罪扱いにはならないのかもしれませんね。
あるいは偉才だからこそ容認しているのかもしれませんが。ちょうど数人殺せば殺人鬼、千人殺せばヒーローであるが如くに。
あちらは庭先通信、モッコウバラです。
はたまた単なる○印の写真ヲタクなじーさまなのか??
物凄い手作りカメラもさることながら、
ご本人も超がつくアヤシイお姿。
欧州の文化(勿論一部)って、不思議だな~っ。
そうそう。
1人殺したら殺人犯、でも戦場で何万人殺すと
英雄ですもんね。
人の評価なんか、そんなもん。
私には正直いって、理解できる世界ではなさそうです(笑)
実際の写真を拝見したわけではありませんが、
おそらく彼の写真に対する人生観が只者ではなく、
写真のバックボーンに対しての畏怖の念なのではないでしょうか・・・
それであれば、とても理解できますね。
それにしても凄まじい!
まぁ、人間の評価なんてあやふやなものだからねぇ・・・
ただのピンボケ写真も芸術的評価が加わればとんでもないことになっちゃうんですね。
私の写真も・・・そんなことはありえないか・・・
探求する方向が例え犯罪的なエロでも、どこかに
普通の社会人が封印している禁断の探求心や、写真の風合いから古き良き時代の懐かしい思い出などをひっくるめて思い起こさせるような部分が
あるんでしょうね。
でも本人もグランプリにはぶったまげたでしょうね。今でも基本的な生活は変わってないようですが、ここまでの貧乏ではないみたいです。
これでも写真か? これでもカメラか? これでもカメラマンか?って感じで。
でもこれでも残っているだけでも1000枚ちかい作品があるようです。
盗撮というところに、見てはいけない禁断の世界を覗くような
そんな誘いがあるんでしょうか? それが芸術なのかどうかは別で・・・
でもそれを咎める人よりも、その精巧さを讃える人の方が多いですよね。
この人も完全にいっちゃってる類ですが、あえてタブーを知りながら、でも見ないフリをしながら
指の隙間から覗いている世界を連想させるような
そういうすべての人に理解される部分があるんでしょう。
自分はそんな風に解釈してますが。
NAOさんの虫のこれでもか接写はある意味ゲージツです。屋上の接写魔とか・・・^^