「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ダブル・マイノリティ

2006年05月26日 11時36分55秒 | 心理
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/35419716.html からの続き)

 セクシュアル・マイノリティの人の中には、TGであり、かつ身体障害者( ex.脳性麻痺)であるという、

 「ダブル・マイノリティ」の人もいらっしゃいます。

(僕も以前、その方とパソコン通信で会話を交わしたことがあります。)

 人の手を借りずには生きていけない上、TGであることを言えずに、人知れず悩んでいるのです。

 差別を受けてきた身体障害者の間でも、セクシュアル・マイノリティは差別されるという構図があります。

 差別意識自体は、元来人間にある自然な感情だと言えます。

 それは、「知らない」「馴染んでいない」というところから出てくるものだと、僕には思えます。

 正しい知識に触れ、メディアなどを通して当事者の姿を目にすることによっても、

 偏見や差別は次第に少なくなっていくでしょう。

 どんなセクシュアリティの人がいても当たり前で、共に生きあう社会を求めていきたいものです。
 
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