( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/34378772.html からの続き)
友人が以前メールをくれました。
長男が小さい時、お姉ちゃんの友達と遊んでいたので、ママごとやピンクのTシャツが好きだったという話。
男らしさ,女らしさは環境の影響を受けます。
ところがそれだけでなく、自分が男か女かという意識=「性自認(セクシュアル・アイデンティティ)」さえも、
環境(後天的なジェンダー)に左右されるというのです。
(以下「性のミステリー」伏見憲明より)
性自認の形成には「臨界期」というものがあって、2才位まで男ないし女として育てられると、
その後に性自認を変更するのは難しいという説があります。
例えば、胎児期のホルモンの関係で、男性器のような女性器を持って生まれた女の子がいます。
性別は生まれた時の外性器で判定されるので、その子は男子と判断されました。
そして当然のように男の子として育てられ、女の子に初恋もしました。
しかし、思春期になると胸が膨らみはじめ、体が女性化してきました。
検査をすると、卵巣や子宮が発見されたのです。
しかしそれでも、“彼”は男性であるという性自認が揺るがず、体のほうを男に変える選択をします。
手術を施し、ホルモン投与をして、彼はその後も男として生き、女性と結婚もしたのです。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/34637367.html