「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

二子山親方と若貴の確執(2)

2006年05月30日 00時08分19秒 | Weblog
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/35572045.html からの続き)

 今日が二子山親方の命日です。

 若貴の確執には、相撲協会の体質問題もからんでいたものの、

 兄弟がいがみ合うのは、二子山親方は望まないことでしょう。
 

 1年前、貴乃花は立て続けにテレビ出演して元若乃花を批判していましたが、元若乃花は終始沈黙を守りました。

 二子山親方の遺産問題では、元若乃花が相続を一切放棄し、完全に軍配が上がった感じでした。

 大横綱の貴乃花でしたが、土俵の外では元若乃花のほうが番付が上だったようです。

 土俵の中で二人が1度だけ対戦した、世紀の兄弟優勝決定戦は、元若乃花の勝利でしたが、

 相撲協会が相撲人気を盛り上げるために図ったという、八百長疑惑が取り沙汰されています。

 僕も当時、貴乃花の負け方を見て不自然さを感じましたが、八百長など思いもよらなかったので、

 兄弟同士だとやっぱりやりにくいのだろうかと、自分を納得させていたのでした。
 

 1周忌法要で、若貴は1年ぶりに同席しました。

 TV映像では二人は顔を合わさず、言葉も交わさなかったようですが、貴乃花は昨年と異なり食事会に出席しました。

 列席した親族の話によると、会食中に二人は和やかなムードで話していたとか、

 貴乃花が会場を去る際、見送る兄に振り返り会釈したとか。

 焼香のときの座席も、昨年は離れていたのに、今年は夫妻同士隣り合って座ったとか。

 時間と共に、わだかまりが解けてきたという証言もあります。

 雪解けの気配が漂っているのでしょうか。

 二子山親方も草葉の陰で、兄弟の和解を願っていることでしょう。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/35682386.html  
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