(http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/35083625.html からの続き)
染色体や胎児期のホルモンの関係で、生まれる時に、男性器とも女性器とも判別できない外性器を持っていたり、
精巣と卵巣の両方を持っていたりする場合があります。
「インターセックス」(半陰陽/間性)と言われる人々です。
生物的な性でさえも、男と女に二分はできません。
これらの人々は出産時、医師や親によって、男か女の一方に無理やり振り分けられます。
外性器にメスを入れられることもあります。
しかし、戸籍上の性と成長後の性自認が食い違って、成長してから
性的自己同一性の危機(ジェンダー・アイデンティティ・クライシス)を引き起こすことがあります。
子供の性を大人の恣意で決めないで欲しいという、それらの人々からの切実な声があるのです。
彼らはその存在さえ、多くの人には知られていません。
インターセックスの人も、この世には男と女しかいないということになっている、「ジェンダー社会」の被害者と言えるでしょう。
(続く)