承認は、 BPとの どのような関わり合いの中でも 使用でき、
感情を 対処可能なレベルにまで下げ、
あなた方の交わりを より実り多いものにします。
承認は あらゆる有益な反応の、 正に中核にあるものです。
何か不当な目に遭ったとき、 家族にそのことを話すとします。
家族が 「言ってることはよく分かる」 などという反応を得たら、
自分の感情が 少し落ち着くのではないでしょうか。
しかし相手の人が、 「そんなふうに感じるべきではない」 と言ったら、
あなたの感情は高まり、 相手の話を聴く能力は 低下してしまうでしょう。
承認は 感情を落ち着かせるのに役立ち、
BPにとってだけでなく、 誰にとっても 感情を扱いやすいものにします。
〔「境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ」
(星和書店) 〈シャーリ・Y・マニング著〉 より〕
[星和書店の許可のうえ掲載]