感情を調整する方法
・ 立ち止まる
・ 体の姿勢に注意を払う
・ 微笑む
・ あなた自身を承認し、 励まして応援する
以上の4つのステップを使っても 感情を調整できなければ、
「反対の行為」、 つまり、
感情を変えるために行為を使う トリックを試してください。
全ての感情には 行為が伴います。
感情を弱めたければ、 「反対の行為」 を使ってみてください。
対人的な葛藤で 最も起こりやすい感情は、 恐怖, 怒り, 罪責感, 悲しみです。
(恐怖と罪責感については 後述します。)
・ 怒り
怒りを減らすために 最も重要なのは、 離れることです。
(電話でもメールでも)
穏やかに、 ただ距離を置くのです。
そして、 BPの目を通して 世の中を見て、
BPへの慈心を発見し、 BPに何か親切なことをしましょう。
怒りを起こすものが 繰り返し浮かぶので、 それを抑えるために、
慈心を何度も使わなければなりません。
・ 悲しみ
悲しみは 一人になりたいと思わせます。
「反対の行為」 は 活性化治療 (体の生理的機能を高める) です。
きびきびと散歩に出たり、 スポーツをしましょう。
BPと関係ない 楽しいイベントを行ないましょう。
〔「境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ」
(星和書店) 〈シャーリ・Y・マニング著〉 より〕
[星和書店の許可のうえ掲載]