ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

ワールドカップ開幕につき、テンプレ変更

2006-06-09 22:35:23 | 時事
 4年に1度のイベント、ワールドカップが今日から開幕……ということで、テンプレートをワールドカップ仕様に変更(^^)。

 1986年のメキシコ大会の準々決勝、フランス対ブラジルの試合を見てサッカーにのめり込んだ。それから91年にアメリカ留学するまでは、日本代表と読売ヴェルディの追っかけサポーターとして北は新潟から南は高松まで、結構あちこちに応援に行った。

 あれから、ちょうど20年。今ではスタジアムに応援や観戦に行くこともめっきりなくなってしまってはいるけど、日本代表が初めて出場したフランス大会には行くつもりだった(でもチケットが取れなくて行けなかった……しくしく)し、こうして大会が開幕すると、やはり興奮している。

 ラテン系のサッカーがしっくり合う私は、日本代表を除けば、イタリア(デルピエロ大好き♪)、ブラジル(ひいきの選手はいないけど好き)、スペイン(同じく)、オランダ(オランダだけはラテン系じゃないけど、フリット、ライカールト、ファンバステンのオランダトリオが活躍した時代のオレンジ軍団が好きだったのだ。ファンバステンが監督を務めるオランダチームを応援しないでか……)、アルゼンチン、フランスとコスタリカを含むその他ラテン系チーム、の順に応援することにしている。

 私の優勝予想はダントツでブラジルなのだが、イタリアにもベスト4に進出して欲しいなぁ。日本は……予選リーグを突破できたらそれだけで満足です(これでも十分に難しいと思っているのだが^_^;)。

W杯ドイツ大会、今日から開幕

2006-06-09 19:59:24 | 時事
 ドイツ時間の今日、ワールドカップ開幕。ゲームを楽しむだけでなく、ワールドカップを巡るビジネス、チームとサポーターのお国柄、その他も含めて楽しみたい。

樺山満 ワールドカップ・ビジネスの舞台裏
テレビ後進国が生んだピッチ看板

山尾 敦史 音楽脳を刺激しよう
サッカーとクラシック音楽の深くて意外な関係

 オペラも聴くので、世界三大テノールのコンサートもイタリア大会以降ずっと楽しんでいる。三大テノールのコンサートは大阪ドームのこけら落としを聴きに行ったし、ニューヨークで生活していた時にドミンゴの指揮する『椿姫』とパバロッティがテノールを歌う『トスカ』も鑑賞した。三大テノールの誰が好みかと言ったら、歌唱力ではやや劣るけど叙情的なカレーラスだったりするのだが^_^;。

 もちろんゲーム中の応援歌に使われる『アイーダ』も『行け、わが思いよ、金の翼に乗って』も馴染んでいる。

 今回はパパロッティが引退しているからなぁ……三大テノールのコンサートもなしですか。寂しいなぁ……。

遥洋子「意地っ張りな女」

2006-06-09 19:56:32 | 時事
 メモメモ。

遥洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」
意地っ張りな女

 今回も面白かった。心理学を少しかじっているので、「あ、自己愛性パーソナリティの傾向が強い人たちの例かも」と一瞬思った。

 仕事の場面で一旦言ってしまったことに対して意地を張ってしまうのは、自分にもあるなぁ……我が身を振り返って反省しよう。

無駄な会議……自分の周りには余りないなぁ

2006-06-09 13:09:04 | しごと
宋文洲の傍目八目
会議--会って分かち合う喜びの場

先日、講演会で若手の聴講者が私に質問しました。「今朝の会社の会議は、5時間もかかりました。いったい、どうすればよろしいでしょうか」と。答えに窮してしまった私は「そういう会社なら、私は辞めますが…」と逃げました。

 「会議を減らすべきだ」というのは、今や共通の認識になりつつありますが、なぜか無駄な会議の“被害”は依然として減っていません。会議室から椅子を撤去するなどの奇抜なアイデアで努力している会社もありますが、早く終わったはずの会議が、そのまま喫煙時間になってしまうこともあるようです。


 う~ん、信じられない。ワークショップとかブレーンストーミングを兼ねた会議で1日かかることはありますが、私が関わる会議は2時間半とか3時間で頭打ちが多いです。

 1時間半を超えると集中力がなくなりますから、自分が主催する部内会議は1時間半を超えたらブレーク、最長3時間で切り上げることを目安にしています。

会議の多さと長さは、組織の老齢化のバロメーターです。会議が多くて長い組織では、組織的活力が停滞すると考えて間違いないでしょう。会議の英語であるMeetingは、あえて言うまでもなく「会う」ことを指します。ミーティング(会議)の目的は、会うことによって結論を出し問題を解決することであり、決して議論そのものではないはずです。

 議論を聞くだけの人もいれば、議論をするだけの人もいます。これまでの決定の検証をし、次なる決定をメイキングするという作業を避けるから、会議を休憩の場にする人もいれば、何か起きた場合に「会議で報告済み」と言い訳ができるようにするために使う人もいます。


 「ミーティング(会議)の目的は、会うことによって結論を出し問題を解決することであり、決して議論そのものではないはずです」……まったく同感です。

 あと、私の場合、自分が貢献できないと思った会議には「私が出る必要があるんですか?」と招集者に聞きますね(情報を受けるだけの会議も「貢献」のひとつに数えますが、その時は会議である必要があるかどうかもひとつのチェックポイントだと思います)。最近はそう聞く場面はとんと出くわしませんが、日本企業の場合、「皆で合議して決めました」というアリバイづくりのためだけに引っ張りだされる会議も多いかと思います。

 思い返してみれば、私の上司が「儀式」のために参加・陪席することを嫌うので、自然とそうなるんですね。人事部長が同席したって形式をつくりたいがために形だけ同席するというのは嫌いな人で、会議に出席したら発言するなり議論に参加するなり空虚な議論にイチャモンつけるなり(爆)貢献せずにはいられない。そういう貢献ができない会議は参加を断る。そういう人です。

 私の周りに無駄な会議がないのは、どうやら、上司のおかげなんですねぇ……ありがとうございます。

 会議をやらなくても、人と会い議論することは可能です。議論のない会議、議論だけの会議ならば、会議を止めるだけで組織が良くなります。心を込めないから、会議が形式的になるのか、それとも形式的な会議をするから心を込めないかは分かりませんが、資料を読み上げ、少数の出席者が発言して終わるような会議は、出席者全員の人生を無駄にしていることだけは間違いがないと思います。


 今回も宋さんには同感です。





星野リゾートに見る企業再生の方法論

2006-06-09 13:08:47 | しごと
NHKの番組『ザ・プロフェッショナル』で星野氏を見た時から関心を持っていた。

ザ・チェンジエージェント-変革DNAの研究 眞木 和俊
【新連載 第1回】 「次世代リーダーの条件」
先端経営者たちが求める5つの資質 あなたは応えることができるか

【新連載 2回】 問題解決を請け負うウルトラマンを養成
「次世代リーダーの条件」星野リゾートその1

【第3回】星野リゾート:問題解決をするウルトラマンの作り方
星野リゾートに学ぶ「次世代リーダーの条件」その2


 長野県の老舗旅館であった星野リゾートは1991年、星野佳路(よしはる)氏が3代目社長に就任してから、近代経営へと踏み出した。老舗旅館といえども、経営内容の定量化や客観的評価が重要だと考えた星野社長はトップダウンの経営刷新を進めた。

 具体的には1:顧客へのDM(ダイレクトメール)や電話案内、アンケートなどからの分析を通じた顧客満足度の定量的把握、2:権限委譲と引き換えに導入したマネジャーへの成果重視の人事評価制度、3:ブライダルや保養所運営代行など事業の多角化等を極めて短期間で推し進めたのである。

 これらの経営改革は見事に功を奏し、90年代バブル崩壊後の景気後退期にもかかわらず、10年間で売り上げ規模、利益とも約2倍になるという高成長をもたらした。

 ところが、成長を支えたプレッシャーが災いし、社員の新規採用、雇用定着率は悪化の一途をたどり、企業運営に支障を来すほどになってしまった・・・。


 人員削減を行ったわけでもないのに人が減る。

 そんな状況に直面した星野リゾートの星野社長は再度経営方針の転換を図った。

 それは「社長は偉くない、社長は決めない」という星野社長本人の弁に代表されるとおり、押し付けの経営施策を行わずに権限委譲した業務ユニットごとのユニットディレクター(=UD)に考えさせ、すべての実施責任を持たせるというものだった。

 例えば、それまでは顧客満足度といった経営指標は経営者が一元的に捕捉し、部門に指示を出していた。しかし、経営改革後は必要な情報収集を含め、各ユニットが自立的に運営されるようになり、経営者は支援者、ファシリテーターという役回りになった。


打ち出した二本柱は「エコツーリズム」「リゾートの達人→問題解決ウルトラマン育成システム」。

 星野社長が打ち出した方針のもう1つの柱が、「従業員は誰でもホテルサービスにおける顧客のすべての問題を解決できるようにする」ということであった。リゾート運営においては、(調理師のような有資格業務以外の)大半のサービス業務は、「従業員なら誰でもできる」ということを理解してもらい、それにより自発的な行動を促すためである。

 そこで考え出されたのが「問題解決ウルトラマン」育成システムだ。


 ウルトラマンといっても、万能の神ではなく、現場のチームメンバーと一緒になって、問題解決に取り組む。ポストイットに意見を書いてもらったり、業務フローを作ってもらったりし、現状を「見える化」する。得意のファシリテーションスキルでチームを盛り立てながら、原因を分析する。そして、決め技のプレゼンテーションスキルで、全員のコミットメントをとりつける。

 現場で困っているチームメンバーにしてみれば、問題を一緒に考えて、解き方を教えてくれる有り難い存在なのだ。小さくても一度成功体験を持てば、自分たちでもう少しがんばってみようという気にもなる。


 なるほどなぁ。テレビ番組で見た時には複数の旅館やホテルの再生に関わっていて、24時間べったり張り付かずに企業再生がどうできるものかと気になっていた。

 外部から人材を投入するわけでなく、現場の人たちの中から再生していくわけなんですね……なーるほど。

 ただ、番組では星野氏がちゃんと、再生するために必要な、その旅館・ホテルの新たなコンセプトを打ち出していた。それも現場の人たちの話し合いに関わって、その中から引き出すというプロセスで、まさにファシリテーターだった。

 こういうスタイルのトップもアリだと思う。








アメリカのフランス嫌い

2006-06-09 13:08:11 | 時事
仏への当てつけ? 米下院、「パリ・テイスティング事件」記念法案を可決

イラク戦争に反対するフランスに対する怒りから「フレンチフライ」を「フリーダムフライ」に改名した米下院が、またフランスをバカにする行動に出た。

6日夜、米下院は、1976年のワインの試飲会でカリフォルニア・ナパバレーのワインがフランスのボルドーとブルゴーニュを打ち負かした「パリ・テイスティング事件」を記念する法案を可決したのだ。


 フランスは外交面ではヨーロッパでも独自路線を行くことが多いですから(主観的な印象では「Non!」を言うことにフランス人のアイデンティティを感じているのではないかと思うことも^^;)、「世界の警察」「世界の軍隊」を任じているアメリカとしては言うことを聞かないフランスが気に食わないってことですね。

 こういう法案が通ることを考えると、アメリカの議会も大したことねーなと思わなくもありません。

 一方ではカリフォルニアワインのレベルがボルドーやブルゴーニュと競争できるレベルになったことは、ワイン好きとしては嬉しく思います……もっとも私は、日常的にはイタリアワインのお世話になっております(笑)。