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Mikuのブログ

米中首脳会談の実態――日本復活の「一番ピン」とは?

2013-06-18 15:58:37 | 政治・国防・外交・経済

米中首脳会談の実態――日本復活の「一番ピン」とは?

[HRPニュースファイル670]

◆首脳会談の開催地は「西のキャンプ・デービッド」

7日から8日にかけて、習近平主席とオバマ大統領の会談が行われましたが、会談場所はホワイトハウスではなく、カリフォルニア州の砂漠地帯にあるアネンバーグ・エステートが選ばれました。

同地は元々、米メディア王の故ウォルター・アネンバーグ氏の邸宅として建設され、過去にはエリザベス二世などの賓客を迎える場所として用いられたことがあります。

ゆえに、同地は「西のキャンプ・デービッド※」とも呼ばれており、ただの保養地ではありません。(2012/1/23:NYTimes「A Retreat for the Rich and Powerful Is Opening Its Doors to the World」)
※米大統領の別荘地兼・重要なサミット等の開催地

◆中国にとっても意味のある会談場所

さらに6月7日付の「解放軍報」の報道を見ると、このアネンバーグ・エステートについて「国際的影響力を持つ人物がプライベートの会談を行う場所」と紹介されており、中国側にとっても意味のある会談場所と映っていることが分かります。(6/7解放軍報「安納伯格庄園」)

それだけでなく、オバマ大統領は習近平氏と会談した際、アメリカスギで作られたベンチを習主席にプレゼントし、一緒に座って写真を撮るというパフォーマンスを行っています。

これは1972年にニクソン大統領が中国を電撃訪問した際、中国側にカリフォルニア産アメリカスギの苗木をプレゼントしたことに由来しています。(06/10 解放軍報「習近平同奥巴馬挙行中美元首第二場会談」)

このような米大統領のパフォーマンスについて、韓国紙「中央日報」は「苗木が育って巨木になり、その巨木で作ったベンチに米中首脳が並んで座り、天下大勢を論じるほどになったということだ」と興奮気味に論じています。(6/11 中央日報「【コラム】米中新時代の開幕(1)」)

中国側は、習主席の唱える「新型の大国関係」をオバマ大統領に呑ませるにあたって、米中関係の出発点に関係の深い地で「友好ムード」を演出することを期待していたのでしょう。

◆中国側が劣勢だった?会談の「中身」とは

しかし、開催場所やパフォーマンス的なものを抜きにした首脳会談の「中身」を見ると、必ずしも中国側に有利な展開では無かったことが想像できます。

例えば、中国側は会談の「成果」として「第五次中米戦略経済対話」の開催や「中国国防部長・外交部長の訪米」「リムパック2014への中国軍の参加」といった協力関係の進展を挙げています。

しかし、これらは直ちに「米中関係の急接近」を示すものではなく、むしろ米側からは「サイバー安全保障」や「人民元の対ドルレート」「知財権の保護」等、中国側にとって「触れられたくない」問題での協力を迫られています。(6/10 解放軍報「跨越太平洋的合作」)

また、習主席は「新型の大国関係」として「不衝突・不対抗」「相互尊重」「合作共勝」の三原則を米国に対して掲げると共に、「対話のレベルと相互信頼の向上」や、高度技術の対中輸出解除を求める「実質的な協力の新局面の創造」、アフガンや朝鮮半島問題において中国の関与の拡大を目指す「新しい大国のモデルの建立」、そして「新しい軍事関係の確立」などの4つの提案しています。

しかし、オバマ大統領からは「積極的な反応があった」という記述にとどまっています。(同上)

この会談で何らかの「成果」があったのであれば、オバマ大統領の言葉として、もっと具体的な言葉を引き出せていたはずです。

しかし、中国側の報道には、そのような具体的表現は一切なく、習主席の主張ばかりが踊っているのが実態です。

このことからも、首脳会談は終始、オバマ大統領のペースで進められた可能性が高いと言えます。(参照:6/11 Wedge Infinity 石平著「米大統領から大変な『宿題』を持ち帰った習近平の憂鬱」)

◆日本からの「情報発信」こそ最重要

この点に関して、いわゆる「慰安婦問題」を米国に拡散することを狙う在米韓国人団体に突撃取材を敢行すると共に、米国の共和党系上院議員に日本国としての正当な立場をPRするため渡米していた幸福実現党のオイカワ ユキヒサ外務局長(http://yuki-oikawa.com/)の分析をご紹介させて頂きます。

オイカワ局長は「中国は国内経済に大きな問題を抱えており、本当は米国の助けを必要としている。習主席がオバマ大統領に対して強気の立場を取ることなど、事実上不可能」という見解を示しています。

その上で、「今、国益にとって本当に大事なことは、真実に基づく日本の主張をハッキリと”米国で”発信すること。韓国政府は、在米韓国人団体を通じ、米国で河野談話等の既成事実化を進めようとしている。場当たり的な対応を繰り返してきた一部の自民党議員の責任は極めて重い」と指摘しています。

※【youtubeチャンネル】オイカワ ユキヒサのアメリカン・レポート⇒http://www.youtube.com/channel/UCmYk5gAbD15zJVLkpUMznNw

米中関係の強化を狙う中国の動きは十分警戒する必要がありますが、私たち日本人は「自分たちにできる努力」として、国内では「自虐史観脱却」に向けた不動の世論を形成すると共に、日本の政治家が、オイカワ外務局長のように国際社会に対して主体的に情報発信、政治的PRを行うことが最重要です。

自虐史観の脱却――これこそが、日本の復活の「一番ピン」なのです。共に「自由の大国」日本の復活を堂々と進めて参りましょう!(文責・衆議院神奈川4区支部長 彦川太志)

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元カナダ国防相が指摘「4種類の宇宙人が地球に来ている」

2013-06-18 15:54:28 | 宇宙産業・宇宙・UFO・未来産業

元カナダ国防相が指摘「4種類の宇宙人が地球に来ている」
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=6178

アメリカのハフィントン・ポストのカナダ版政治欄に、元カナダ国防相、ポール・ヘリヤー氏のUFO・エイリアン発言が報じられている。

ポール・ヘリヤー氏は、カナダ議会で23年余り議員を務めたが、国防相のときにはUFOについての報告を受けたという。『The Day After Roswell』(邦題『ペンタゴンの陰謀』)を読んでUFOに関心を持ち、調査し始め、一貫してアメリカ政府や軍はUFO情報を開示すべきだと訴えている。

ハフィントン・ポストには、先月、ワシントンDCで行われたUFO・エイリアン情報を民間人が公開する「シチズン・ヒアリング・オン・ディスクロージャー」でヘリヤー氏が発言した内容の詳報が載せられている。そのポイントは以下のようなものだ。

・少なくとも4種類のエイリアンが何千年もの間、地球に来ている。
・今いるエイリアンのうち5種類の名前は「ゼータ・レティクル、プレアデス、オリオン、アンドロメダ、わし座(アルタイル)」。
・少なくとも2人がアメリカ政府機関で働いている。
・地球温暖化など、彼らのテクノロジーで地球を救うことができる。
・しかし、その情報開示を阻む、既得権を持つ「陰の政府」がアメリカには存在し、一方的に世界を支配しようとし、宗教の違い等から生じる様々な不和を引き起こしている。

エイリアン・アブダクションの世界的権威、ジョン・マック博士の書籍『Passport to the cosmos』(宇宙へのパスポート)から、「エイリアン自身は神ではないが振る舞いは神のようだ。拉致被害者らは一貫して、彼らは神の使者のように行動したと言っている」と引用し、ヘリヤー氏は以下のように結論づけている。

「私たち地球人はもっとスピリチュアルな存在になるべきだ。世界の主要な宗教には共通の部分、"ゴールデン・ルール"がある。それを実行し、そして宇宙の真実を受け入れ、彼らのテクノロジーで地球を救うことができる」と。

つまり、地球は今、すべての宗教のゴールデン・ルールを現代的にスケールアップさせた地球的宗教を打ち立て、次は宇宙への扉を開く時が来ているということだ。(純)

【関連記事】
2013年3月16日Web記事 月の裏側を大川隆法総裁が遠隔透視 何があったのか?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5742

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「正義と政治は違うのか」

2013-06-18 15:52:38 | 幸福実現党

【コラム】「正義と政治は違う」のか?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=6177

書くかどうか迷ったが、書くことにする。
普段からお世話にもなっており、尊敬もしている保守論壇の大御所のW氏が13日付毎日新聞で、インタビューに答えて「正義と政治は違う」と言っていた。衝撃を受けた。

W氏は、従来から安倍氏の再登板を望んでいた。本人に再度首相になるべしと迫ったこともあったと言う。念願かなって、見事首相に返り咲いたわけだから、さぞかし、期待しているに違いない。実際、安倍首相を応援する本も1、2冊書いている。
しかし、記憶違いでなければ、村山談話の修正こそが、W氏が安倍首相に期待していたキモの一つであった。安倍氏も普段からそれを明言していた。にもかかわらず、参院選を控えて、安倍首相は村山談話を継承することにした。
さぞやW氏も落胆しているだろうと思っていたら、インタビューを読む限り、案外そうでもないらしい。今なお期待していると言う。

インタビューでは、W氏はこう言っている。
「正義と政治は違うんだ。政治はタイミングとかもろもろの要素を掛け合わせてやらないといけない。政治家に単細胞みたいなことを言ってもしょうがない」

政治家は単純に信念を口に出せばよいというわけではなく、状況を見て、タイミングを見て、時には言うべきことを伏せたり、ぼかしたりしても、仕方がない。政治とはそういうものであり、ストレートに正義を語るものではない――ということなのだろうか?

正直、がっかりした。
現実の政治は確かにそうだろう。ストレートに正義を語るのは、たとえそれが正論でも、「ばか」がつく正直でしかないというのが現実だ。
しかし、曖昧なぼかし表現で政治家が自らの意志を語れば、一般の有権者は何を言っているのか分からない。だから、“評論家"と称する人が出てきて、「あれは、こういう意味なのだ」と解釈してみせる。政治家は、表で言う建前とは別に、裏で本音の交渉をする。政治がますます庶民から離れていく。投票率は下がり、政治に対する信用は失われていく。
これが今日本の政治がかかっている慢性病なのだ。

幸福実現党は、宗教政党として、この慢性病を治癒すべく登場した。そして、バカバカしい政治の茶番をぶち壊すべく、正義を真正面から語っている。正義を実現することこそが政治の仕事であると愚直に実践してみせている。
そんな姿に、一部の保守系の議員は、二枚舌を使わざるを得ない自身の現状に良心の呵責を覚え始めているという。

W氏は、おそらく、一流の懐の深さでもって、安倍首相の“政治的判断"を容認しているのだと思う。それをいちいち、あげつらうのは青臭い姿勢なのかもしれない。
しかし、それでも、「正義と政治は一致する」と訴えたい。今、日本に欠けているのは、まさにこの点であり、これが国難を呼び寄せている根本原因の一つだと思うからだ。(村)

【関連記事】
2012年12月5日付本欄 幸福の科学・大川隆法総裁、エル・カンターレ祭で「地球的正義」を説く
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5248

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