大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆分野を選択して、カテゴリーに入って下さい。

A,日々の出来事

☆( 1年間366日分の日々の出来事  )

B,日々の恐怖

☆( 日々の恐怖 )

C,奇妙小説

☆(  しづめばこ P574 )                          

なんじゃもんじゃ物語232

2007-12-01 16:16:51 | _2-19 港への道
 音は、なんじゃ殿様から出ています。
なんじゃ殿様が、キョロキョロして言いました。

「 あれっ、何か鳴ってるな?
 何処だ、何処だ?」

なんじゃ殿様は、体のあちこちを探します。

「 あった、あった、これだ。
 この音声ボタンが光ってる。」

なんじゃ殿様は、電気炊飯器にある音声ボタンを押しました。
突然、H1号が喋り出しました。

「 ソイツハ、シミコ ダァ~~~!!」

なんじゃ殿様が、迷惑そうに言いました。

「 ちょっと、耳の横で大声で叫ぶの止めてよ~。」
「 デモ、シミコ、シミコ、アレ、アレ!
 アレハ、シミコ ナンダァ~!」
「 もう、うるさいなァ~。」

お頭ブラックが、H1号に聞きました。

「 おい、H1号、どうしたのだ?」



☆HOMEページに戻る。
  HOMEページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。

-------大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ-------