大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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なんじゃもんじゃ物語233

2007-12-07 21:05:54 | _2-19 港への道
H1号は、お頭ブラックの声に答えます。

「 エッ、ドウシタッテ・・・・。」

H1号の方に、みんな顔を向けています。
H1号は注目されていることに気が付きました。

“ オヤッ、ミンナガ コチラヲ見テイルゾ・・・・。
 H1号ハ、注目サレテイル。
 ヨシ、チャンスダ!”

H1号は嬉しそうな声で言いました。

「 フ、フ、フ、フ、フ、フ、フ・・・・・。
 ソレデハ、ココデ問題ダ!
 ドウシテH1号ハ、ココデ大声ヲ アゲタノデショウカッ?
 サア、答エロ、ムフフフフ・・・・。
 アレッ、ミンナ ドウシタンダ?」

海賊たちは、呆れた顔をしてH1号に背を向けました。
そして、背を向けたままのお頭ブラックが言いました。

「 おい、小僧。
 もう、H1号の電源を切っていいぞ。」

H1号は慌てて言いました。

「 ア、待ッテクレ、待ッテクレ・・・。」

その様子を見ていたシミコ婆さんが、口を開きました。

「 そのショウモナイクイズの口調・・・・・・。
 何処かで聞いたことがあるようじゃが・・・・・。」


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