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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の恐怖 9月25日 家に出る(1)

2019-09-25 17:39:24 | B,日々の恐怖



 日々の恐怖 9月25日 家に出る(1)



 小6の時、実家の二軒並びに建ててあったうちの一軒を建て替えた。
図面を見て祖父は大反対した。
 祖父は、

「 水場と玄関の位置が悪いから変えろ。」

と言っていたと思う。
だかしかし、父は祖父の話を無視して家を建て替えた。

 家が建ちあがり、初めて部屋を与えられたものの、なんだか1人の部屋が嫌で、姉と8畳の洋間で過ごす事にしたんだが、その部屋にしてから暫くして、姉が金縛りにあった。
 足首を掴まれて引きずられたらしい。
感触もリアルに、体と布がすれる感じがしたらしい。
次の日に足を見たら、綺麗に掴まれた所に手形があった。

 その数日後、次は私が金縛りに。
なんだか息苦しくて、息苦しくて目をあけたら、肘から下だけしか見えなかったけど、自分の首を絞めてる2本の腕があった。
 真っ暗は怖いからテーブルランプをつけていて、体が見えないなんて有り得ない状況なのに、見えたのは肘から下だけだった。

 次の日、私の首にも手形が。
手形が消えるまで学校を休んだ。
 流石に洋間は怖いから、別々に6畳の部屋に移ったが、私の部屋の隣が洋間。
私達が使わなくなってからは、軽く物置状態になった。






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