一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

速度違反あれこれ

2006-02-03 | 余計なひとこと
これも昨日の朝のNHK「世界のニュース」でやっていた話

"159mph Pc's acquittal overturned"

イギリスの高速道路で覆面パトカーを時速254kmで走行して監視カメラに捉えられたが一審で「新しい覆面パトカーの慣らし運転だった」として無罪となった警官について高裁が差し戻しをした、ということです。

弁護士は「非常時に効果的に任務を遂行するためには慣らし運転は不可欠だった」と主張しています。
一方、地元警察は「本件に関してはコメントを差し控える」としながらも、国のガイドラインでは「上級ドライバー」の上限が時速192kmであることは周知されている、と言っています(ということはそもそも規定違反なのでは?)


「いったいどこで練習すればいいんじゃい!」という逆切れのようなコメントですが、一審では説得力を持ったんですねぇ。

ちなみに相当昔聞いた話では、日本の高速警察隊員は、サーキットでA級ライセンスの取得を義務付けられていて、むちゃくちゃ厳しい訓練があったそうです(今は知りません)

また、これもかなり前に聞いた話ですが、陸上自衛隊の演習でも、戦車が演習地との間の公道を走行するときは、道路交通法を遵守して、制限速度で走るそうです。そのため戦車にも停止灯や方向指示器もついているとか(ただこれは、居眠り運転して畑に戦車を落としてしまったという人から聞いた話なので、信憑性は低いです)


制限速度をどこまで超過するとクロになるか、という例え話が最近よく聞かれますが、ホリエモンや東横インの社長もイギリスだったら「本格的な違法行為の前の慣らし運転」という主張が通ったかもしれませんね


そうそう、これも伝聞ですが、日本のオービスは検知速度の上限があるそうです(センサーとシャッター速度の関係で一定速度以上だと写っている車が違反車両だと保証できないからかな?)
上の警官も事実関係を争う、という作戦はあったかもしれませんね


ところでホリエモンの件については、東京地検にも「検知速度の上限」があったりするのでしょうか・・・?
コメント (1)
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