一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

鳥インフルエンザ、ヨーロッパでも

2006-02-27 | よしなしごと
フランスでの鳥インフルエンザ流行と日本でのフォアグラの輸入禁止に関して「脂肪肝はいいけど流感はだめというのは健康診断と逆だなあ」などとつまらないことを考えつつ、自己責任と他人への加害の可能性の違いというような話を書こうと思い、ところでヨーロッパの反応はどうなのかなとBBCのサイト(フランス語は逐語で辞書を引かないと読めないので)を見たところ、そんな暢気なことを言っている場合でなく、かなり深刻な広がりを見せているようです。

BBCのサイトでは"How bird flu has spread"というコーナーで時系列の鳥インフルエンザの伝播をわかりやすくまとめてますが、これを見ると、東南アジアで発生したにもかかわらず、日本はまだ水際で食い止められているのかな、と思います。

渡り鳥の飛来の範囲が東アジアは比較的独立している一方で、中央アジア、中近東、黒海・地中海、大西洋岸のそれぞれのゾーンはかなり重なっているので、それにつれてヨーロッパに伝播していった様子がよくわかります。

ヨーロッパは地続きなので、渡り鳥から土着の鳥に感染すると流行が広がりやすいということもあるんでしょう。


日本では感染・伝播予防の取り組みが伝えられないのですが、のんびりしていていいのでしょうか。

しかし
愛鶏園の獣医師2人逮捕 茨城の鳥インフル問題
(2006年 2月27日 (月) 13:46 共同通信)
というようなニュースを見ると、実は日本でも既に広がっていたりして・・・
コメント (4)
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