ここ数日、カーリングを見て夜更かししてます。
お酒を飲みながらじっくり見るのに適したスポーツです。
10回の攻防の中で先攻後攻をどう設定するか(後攻の方が有利だけど、得点を取ると次回は先行になってしまうので、勝負どころで後攻になるようにする)
ポジション取りをどうするか(最後にゾーンの中心に近い方の得点になるので、自分のストーンがはじき出されないようにあらかじめ手前にブロック用の布石を置く)
氷の面をどう読むか(2時間くらいかかる競技なので、徐々に氷の状態も変っていって、滑り方や曲がり方も変化していく)
ストーンのクセをどう読むか(手作りなので微小なクセがあるらしい)
など、技術+戦略が求められるスポーツです
ノルウェーには41歳で国際大会400勝、という金田正一(相変わらず例えが古いw)のような選手がいました。
16歳から選手になったとしても1年あたり15勝ということは1シーズン少なくとも国際大会だけで20試合以上やってるんですね。
そりゃ強いわけです。
カナダ戦(長野金、ソルトレーク銅のチーム)は日本チームは金星をあげました。
見ていても興奮しましたね。
ただ、その後のスウェーデンには残念ながら負けてしまったようです。
ただ、経験をつめばどうにかなりそうな競技でもありますし、国内の競技人口が増えればもっとレベルアップすると思います。
「氷上ビリヤード」のようなゲーム性もあり、(冷え性の人意外は)40代くらいまで楽しめそうなので(ホウキで掃くのはそれくらいの年齢が限界か?)個人的にもちょっとやってみたい感じもします。
PS すばらしい一投が決まったときに、解説の人が「ナイスストーン!」と声をかけていました。それぞれの競技に決まりごとがあるのでしょうが、ボディビルの大会の「ナイスポーズ!」の掛け声みたいで、聞いているほうがちょいと恥ずかしかったです。