一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『インファナル・アフェア Ⅰ Ⅱ Ⅲ』イッキミ

2007-05-06 | キネマ
ハリウッド映画『ディパーテッド』の元になった香港映画『インファナル・アフェアーズ』3部作を一気に観ました。

久しぶりに見る香港映画ですが、俳優が濃いですね(DVDのジャケットから既にw)

トニー・レオンとアンディ・ラウが主役なのですが、助演クラスの役者も存在感があります。

さらに三作目になると予算が潤沢になったのか、レオン・ライも加わって、それぞれに意味のある役を割り当てるために脚本がややこしくなってきます。

でも、それを一気に押し切る役者の存在感と強引とも言える演出はなかなか見ごたえがあります。

しかも、二作目が一作目の過去、三作目が将来と同じ系列の話の先達である『ゴッドファーザー』の作りをちゃっかり踏んでいるあたりもそつがないです。


舞台は中国返還前後の香港マフィアの話なのですが、三話目には中国本土のマフィアとの武器取引とか台湾人とかがでてきて、政治的にいいのかな?と思えるくらい大胆な脚本になっています。
これは香港ならでは、なんでしょうね。


『ディパーテッド』はまだ観ていないのですが、『インファナル・アフェア』の濃ゆさを超えられているのでしょうか。
レンタルになったら観てみようと思います。


インファナル・アフェア






インファナル・アフェア II 無間序曲






インファナル・アフェア III 終極無間




コメント
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