一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

民法718条またはネギ焼きをめぐる多国籍対話

2007-05-17 | よしなしごと

 

民法第718条(動物の占有者等の責任)

動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。ただし、動物の種類及び性質に従い相当の注意をもってその管理をしたときは、この限りでない。
2  占有者に代わって動物を管理する者も、前項の責任を負う。

昨日とっとと帰ったしわ寄せで23時頃まで仕事をしていて、夕食を食べそびれてしまいました。
せっかくだからと、家の近くに以前からあってチェックしていたものの夜から深夜しかやっていない京都風ネギ焼き屋に寄りました。

京都直送の九条ネギを使っていて、ふっくらと焼きあがって非常に美味しかったのですが、0時半ごろ外国人の二人組が登場。
近所に住んでいるフィンランド人(日本滞在1年半)と旅行に来ているその従姉妹のボーイフレンドのスイス在住のスウェーデン人なのですが、けっこう上機嫌で、そのうち店にいた女性客に話しかけはじめました。

成り行き上私が通訳をする羽目になったのですが、スウェーデン人(スイスのドイツ語圏在住)とフィンランド人は酔っ払っている上にかなりなまった英語で、同じく酔っ払いの私の英語と妙な会話をしているうちに、新たに飲食店勤務と思しき長い脚を露出した女性が登場するに至って、両名はさらにヒートアップしてきました。

それを見て、店長(僕の来店時にすでに酔っていた)が段々攻撃的になってきました。
おいおい、やばいぞ、と思っているところに、さらに店のオーナー(女性)が、別の店の若い女の子を連れて(いつも酔っ払い気味らしい店長のチェックかたがた)顔を出してきました。

北欧系二名はさらに調子に乗り(まあ、旅行者としては許容範囲なのかもしれませんが)、店長はさらに不機嫌になり、客の女性は話しかけられる英語が良くわからず、更に、オーナーは会話には出さないまでも表情で店長のそういう姿勢に不満を見せ、と、店内はコミュニケーションは取れていないにもかかわらず異常な盛り上がりを呈してきました。

なり行き上帰るきっかけを失ってしまった僕は、それでも自分勝手な突込みを入れながら、役に立たない通訳兼酔っ払いをつとめていました。
万が一店長と北欧人が喧嘩になった場合に、止めるのは僕しかいませんから、今さら帰れない、というやつですね。

で、結局女性客(これも酔っ払いで長っ尻)が帰り、北欧人を"Auf Wiedersehn"などと、僕が知っている数少ないドイツ語で追い出したのが明け方の4時半orz

まあ、美味しくて楽しい店でしたが、病み上がりの身にはちとつらかったです・・・

コメント (4)
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