bewaadさん経由 霞が関官僚日記さんが紹介していた話です。
「防衛省&自衛隊の公認」というイベント「陸上自衛隊秋葉原駐屯地ウィークinミアカフェ」が開催中。期間は5月4日(金)~8日(火)。期間中はメイド服ではなく九一式第二種夏服で接客するほか、店内に自衛隊ポスターや自衛隊関連グッズが展示されている。
協力企業にはエアガンで有名な「マルイ」も参加して、自衛隊制式採用の89式5.56mm小銃(エアガン)を提供しているのも特徴。
アなチラ!
(こちらに制服の画像があります。 )
先日取り上げた海上自衛隊のCM(参照)と同様、自衛隊PRの一環なのでしょうが、あまり金をかけずに(広告代理店にだまされた度が低く)しかもちょいとしたしゃれっ気もあるので、個人的には許せる範囲かと。
それよりも「九一式第二種夏服」というからには1991年に制式採用されたと思われ、それから15年以上デザインが変わっていないということですね。
さすが自衛隊、機能性優先で流行に左右されない、というところでしょうか。(余談ですが、女性海上自衛官用のセーラー服型の制服があるとしたら、2回ぐらいひねった萌えになるのでしょうかねぇ・・・)
さて、昔航空自衛隊OBの方にうかがったのですが、「駐屯地」というのは陸上自衛隊固有の用語で、航空自衛隊(と海上自衛隊)は「基地」と言うのだそうです。英語でも"camp"と"base"と区別しているとか。
広辞苑では
「駐屯」:軍隊が或る土地に駐(とど)まっていること。駐留「--地」
「基地」:軍隊・探検隊などの行動の基点となる根拠地
リーダーズ英和辞典では
"camp" 《軍隊・ボーイスカウト・登山隊などの》野営地,キャンプ;駐留地(の営舎);野営テント;山荘
"base" 〔軍〕基地,根拠地:a naval ~ 海軍基地
となってます。
イメージ的には陸軍というのは進駐したところにしばらく留まり、現地が落ち着いたらその後また転進したり引き揚げたりする、という感じで、海軍・空軍はどこかの拠点から戦争に出かけていって、戦闘をして帰ってくる、という感じですね。
確かに陸軍は、昔のローマ帝国の軍隊からイラクの平和維持軍まで、行動様式は似ているのかもしれません。