一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

今度は留学生

2007-05-23 | 余計なひとこと

1区は外国人留学生起用を禁止 全国高校駅伝、来年から
(2007年5月22日(火)20:15 共同通信)

全国高等学校体育連盟は22日の評議員会で、京都市で行われる全国高校駅伝で最長区間の1区(男子10キロ、女子6キロ)に外国人留学生の起用を禁止することを決めた。終盤まで競り合いを続けるための措置で、来年12月の大会から適用する。走力に勝るケニア出身留学生が1区で他チームを引き離す展開が目立ち、関係者や一般ファンから苦情などが寄せられて「1区を除く区間で1人」に変更した。

「終盤まで競り合いを続けるため」って、高校駅伝ってショウビジネスだったんでしょうか。

朝のテレビでやってました。
そこでは、「県外からの生徒はどうする」(教師)とか「日本人がケニア人に勝てないと決め付けられているようで不愉快だ」(生徒、えらいぞ!)という声があったそうですが、国籍で区別する意味ってなんなんでしょうかねぇ・・・

あまり言い出すと、ケニア人の親を持つ日本人生徒はどうだ、とか養子に迎えるのはどうだ、とかいう話になっちゃいますよね。
細かい勝負にこだわるところのほうが問題なのではないかと思いますけど。


日本は太古から純血主義でやってきたわけじゃないですし(さらに縄文時代まで遡れば「日本人って何だ?」です)、 渡来人とか御用外国人の話を持ち出すまでもなく、第一回「国民栄誉賞」の受賞者は台湾国籍の王貞治氏に授与した国なんですから・・・

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否バウアー

2007-05-23 | あきなひ

朝のNHKニュースでもわざわざ取り上げられていました。
「イナバウアー」はダメ アサヒビールに特許庁がNO
(2007年5月22日(火)11:45 朝日新聞)

フィギュアスケートの荒川静香選手の得意技として知られる「イナバウアー」を商品名に使おうとアサヒビールが商標登録を出願したところ、特許庁から退けられていたことが22日わかった。  

アサヒビールは荒川選手が活躍したトリノ冬季五輪直後の昨年3月、「イナバウアー」の商標登録を出願した。どんな商品の名前にするかは固めていなかった。  

特許庁は、出願を退けた理由について「『イナバウアー』は旧西ドイツのイナ・バウアー選手の名前から付けられ、荒川さんの活躍で知られるようになった」とした上で、「バウアーさんの承諾がないまま商標として使うのは名声に便乗する行為」とする。「イナバウアー」については、すでに10件の出願を退けたという。  

アサヒビールは「異議を申し立てる考えはない」と話している。

まじめに言えば商標法のつぎの条項に引っかかったんだと思います。

(商標登録を受けることができない商標)
第四条  次に掲げる商標については、前条の規定にかかわらず、商標登録を受けることができない。

八  他人の肖像又は他人の氏名若しくは名称若しくは著名な雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの著名な略称を含む商標(その他人の承諾を得ているものを除く。)

発泡酒や第三のビールの商品名には「○生」というのが山ほどあります
(キリン)  極生、生黒
(アサヒ)  本生、黒生、ぐびなま
(サッポロ) 凄味<生>、雫[生]、うまい生
(サントリー)ダイエット生、ジョッキ生

これを見ると、商標の取り合いになっているであろうことは想像できるのですが、実際に各メーカーは手当たり次第に申請しているのでしょうか。
でも、イナ・バウアーさんはドイツ人とはいえ、ビールの商品名にはなじまないように思うんですけど、万が一登録できたら話題づくりに、ということだったんですかねぇ。


それとも、オリンピックを見たエライさんが「早いうちに押さえておけ!」と吼えたために、「登録できないと思いますけど」とか言いながら知財担当が出願したんだったりして。

でもそういうエライさんに限って、こんな形で話題になると、「なんであの時止めなかったんだ!」とかって担当を怒ったりするんですよねw


いずれにしても話題づくりにはなったようで・・・

コメント (2)
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