一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

温室育ち(正確には室内育ち)

2007-05-27 | よしなしごと
リビングにパキラを置いているのですが、水遣りと延びすぎた枝を切るくらいで3年ほどほったらかしでした。

どうもここのところ元気がなさそうなので、ネットで調べてみると

・ たまには外に出して陽に当てるとよい
 (ただし真夏の直射日光は葉焼けの原因になる)
・ 根が詰まった場合はひとまわり大き目の鉢に植え替える

などと書いてあります。

それでは、と昨日から外に出して陽に当ててあげて、今日は植え替え用の鉢を探しに玉川高島屋ガーデンアイランドの第一園芸に行きました。

普段は近くのホームセンターなのですが、室内用の大きなものでちょいとしゃれたものが置いてあるのでは、とあたりをつけたとおり、いろんな種類のものがありました(カタログで取り寄せも出来るのですが、売り場にこんな大きなものをいっぱい在庫で置いて大丈夫なんだろうかと心配になりましたが、そこがウリなんでっしょうね)

店員の人に話しを聞くと、そもそも室内用では、素焼き系の鉢は水がしみてくるのでプラスチックの鉢を使ってカバーをテラコッタや籐などのデザインにあったものにしたほうがいいとのこと。
今の鉢の話をすると、それ自体10号というかなり大きめのもので、それより大きな11号となると、器も限られてくるそうです。
さらに店員から

「10号でもそんなに根は詰まらないと思うんですけど、底の穴から根が出てきています?」

と訊かれ、確認していなかったので答えに窮しました。

「水と肥料をちゃんとやれば10号でも大丈夫だと思うんですけどね」

という話をうけて、商売っ気よりも親切を優先する姿勢にちと感動しながら駐車場代だけ払って手ぶらで帰宅。
早速鉢の裏を見ると、まだ根は出ていません。

いったい中はどうなっているんだろうと木を引っ張ってみると、あっけなく抜けてしまいます。
どうやら鉢底の石が細かく砕けて石灰層のようになり、根が伸びるのを妨げていたようです。それに水もそこで溜まってしまっていそうで、どうもここは具合悪そうです。
根っこについた土を落とすと、実際の根は15cmくらいの細いものがちょびっと生えているだけなんですね。高さは1mくらいあるのに比べると相当バランスが悪いです。

ということで、鉢の大きさも問題なさそうなので、鉢底の石と土を入れ替えることにしました。


作業は無事終了。
ところが水遣りをしてから葉っぱを見ると、すでに葉焼けを起こしているところがあるではありませんか。
まだ1日しか外に出していないのですが・・・

日差しが強いのか、はたまたパキラ自身ずっと室内に居たので日差しに弱くなっているのでしょうか。

根の少なさといい、葉の弱さといい、やはり安定して刺激の少ない環境にいると、ひ弱になるということでしょうか。
コメント (2)
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