一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

国立大学法人

2008-02-01 | よしなしごと



懐かしいチョーク(日本白墨工業の「天神白墨」です)と黒板消しクリーナーとスチームヒーター、という懐かしい組み合わせです。
昨日大学の先生をやっている友人と飲みに行く前に研究室を訪問してとった写真。


メインの話は後日としてちょっと驚いた話。

国立大学は独立行政法人化されて教員は国家公務員ではなくなったんだけど、事務職員の幹部クラス(課長職以上)は依然として文部科学省の職員で、2,3年ごとに人事異動で他の国立大学法人に移ってしまうとか。


そのため本来独立採算で少子化のなかで(国内のみならずアジアなどから優秀な留学生を迎え入れるためには国際的にも)競争力をつけていかなければならない国立大学法人なのですが

① 教授たちは自分の研究がどうしても主になるし、そもそも学校経営の経験やセンスがあるわけではない
② 事務方の幹部職員に改革のアイデアを期待してもそもそも学校に対する帰属意識が低い
③ 一般事務職員は各大学に雇用されているが、管理職ポストは文部科学省からの出向(?)ポストなのでモチベーションが上がらない

という構造にあるとか。


これ、日本の将来を考えると、相当まずいと思うのですが・・・

コメント
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